どうも!アイスマン福留です。
夏のファミマといえばこれで決まり!今年もサクレ梨が帰ってきましたー。
フタバ食品『サクレ 梨』
ファミリーマート限定・数量限定の商品。価格は170円(税込183円)です。
サクレ梨の初登場は2021年。今年で6年連続、すっかりファミマの夏を支える常連になりました。今年の変更点は梨果汁・梨果肉の使用率で、昨年の15%から16%へ増量。地味に1%を毎年積み上げてきています。
サクレそのものは1985年生まれ。当初は商品名がスカイレモンという名前でした。かき氷の上にレモンの輪切りをのせるという発想は当時どこにもなく、業界に強烈なインパクトを残した商品です。僕はサクレを第2世代のカップかき氷、いわゆるソフト氷として位置付けています。1985年といえば僕はまだ小学生でしたが、自宅の冷凍庫にはいつも常備されており、今でもはっきり記憶に残っています。
ちなみにサクレの好敵手だった赤城乳業のシャビィは、2025年に販売終了してしまいました。詳しくはさようなら、シャビィ:昭和の味、時代の記憶で書いたとおり。40年競い合ってきた相手がいなくなり、カップかき氷の王座はサクレの独走状態に入っています。
2026年のコンビニ別サクレは4本立て
夏になるとチェーンごとに違うサクレが並ぶのが、ここ数年の恒例。今年の布陣がこちらです。
| チェーン | 商品名 | 発売日 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| セブン-イレブン | サクレ コーラ味 | 2026年7月7日 | 183.60円 |
| ローソン | サクレ スイカ | 2026年7月7日 | 184円 |
| ファミリーマート | サクレ ソルティライチ | 2026年7月14日 | 183円 |
| ファミリーマート | サクレ 梨 | 2026年7月28日 | 183円 |
セブンのコーラ味は2018年に同チェーン限定で登場した人気フレーバーの復刻。ラムネ粒入りで、スライスレモンものっています。ローソンのスイカは2023年から4年連続、種に見立てた黒いマンナンタピオカ入り。ファミマは2本立てで、7月14日に宮古島産の塩を使ったソルティライチ、そして2週間後に梨という二段構え。
価格が3社とも183〜184円に揃っているのも面白いところ。チェーンごとに味は違っても、200mlのカップかき氷というサクレの相場観は完全に共通しています。ちなみに全国流通の定番ラインは、レモン、あずき、パイン、Wメロン、ぶどう、濃いみかん。今年はレモン・あずき・パインがリニューアル、ぶどうが新登場と、通常ラインも進化しています。
果汁1%、価格11円。6年間の積み上げ
歴代のサクレ梨を並べてみます。
| 発売年 | 発売日 | 価格(税込) | 内容量 | 梨果汁・果肉 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 7月20日 | 140円 | 200ml | 12% |
| 2022年 | 7月19日 | 140円 | 200ml | 12% |
| 2023年 | 7月18日 | 151円 | 200ml | 13% |
| 2024年 | 7月16日 | 162円 | 200ml | 14% |
| 2025年 | 7月15日 | 173円 | 200ml | 15% |
| 2026年 | 7月28日 | 183円 | 200ml | 16% |
2023年から4年連続で毎年1%ずつ果汁・果肉が増え、価格も11円、11円、11円、10円とほぼ一定のペースで上がってきました。内容量は200mlで一度も削られていません。原材料費も包材もエネルギーコストも上がり続けているなか、増量しながら値上げ幅を10円台に抑え込んでいるのは企業努力もうかがえます。
発売日に注目すると、2021年の7月20日から毎年少しずつ前倒しになり、2025年には7月15日まで早まっていました。それが今年は7月28日へ後ろ倒し。7月14日にソルティライチを投入したぶん、梨を後ろにずらしています。
パッケージは梨をイメージした明るいオレンジ基調。真上から見ると、断面をカットした梨の大きなイラストと、キューブ状の梨果肉のイラストが目に入ります。
フタが透明なので中身の黄金色のかき氷がうっすら透けて見えます。
側面には梨のかわいいイラスト、商品名と並んでサクサクかき氷の文字。サクレという名前がサクサク食感とフランス語のSACRÉ(神聖な)をかけたものだというのは有名な話ですが、40年経ってもサクサクを前面に出し続けているブレのなさが好きです。
フタを開けます。ふわっと梨の甘い香りが漂います。
かき氷の表面は艶やかで、淡いレモンイエロー。かき氷というより、梨のピューレをそのまま凍らせたような密度のある質感です。
サクレといえばスライスレモンが象徴なので、つるっとした表面に少し物足りなさも感じてしまいます。
スプーンを入れると、シャリッと崩れます。すくい上げた氷はふわっとした塊で、粒が細かく、光を受けてキラキラ。冷凍庫から出したてでもスプーンが通るのがサクレの技術で、この一点だけで昔のカップかき氷とは別物です。
ちなみにカチカチのまま力任せに攻めると、氷が飛び散って場外乱闘になります。5分ほど置くと間違いありません。
200mlの大容量。同じ日にガリガリ君梨も発売
内容量は200ml。カップかき氷としては大盤振る舞いのサイズで、手に持つとずっしり。食べても食べても減らない感じ、これぞサクレ。
梨アイスの話をするなら、避けて通れないのがガリガリ君梨です。しかも今年は7月28日、サクレ梨とまったく同じ日に全国発売されました。
| 商品 | 内容量 | 価格(税込) | エネルギー | 形状 |
|---|---|---|---|---|
| サクレ 梨 | 200ml | 183円 | 131kcal | カップかき氷 |
| ガリガリ君梨 | 105ml | 97円 | 65kcal | アイスバー |
1mlあたりに直すとサクレ梨が約0.92円、ガリガリ君梨が約0.92円。狙ったわけでもないのに、単価がほぼ完全に一致。カロリーも容量比でほぼ同じ。設計思想の違う2社が、同じ梨という素材で同じ日にスタートを切って、コスパの着地点まで揃うというのは、なかなか見られない光景です。スゴイ!(笑)
歴史でいえばガリガリ君梨のほうが大先輩。初登場は2002年とされています。ただし、出た当初はさほど売れなかったフレーバーでした。
化けた(大ブレイクした)のは2010年以降。記録的な猛暑で飛ぶように売れ、店頭からあっという間に消えて、まぼろしのガリガリ君と呼ばれるようになります。翌2011年の出荷は2010年の2倍。2年続けてまぼろし扱いされたことで、一気に夏の代名詞へ駆け上がりました。僕がガリガリ君 梨をレビューしたのも、まさにそのブレイク元年の2010年です。果汁は2%ながら、本物の梨よりもある意味梨感が強いのが衝撃的でした。
そう考えると、2021年スタートのサクレ梨は、およそ20年遅れの後発。とはいえ果汁と果肉で16%まで高めたサクレとガリ梨では、そもそも狙っている場所が違います。
梨汁ブシャー。氷の粒が梨の繊維みたい
では、食べます。
濃い。国産の和梨果汁がぎゅっと詰まっていて、口に入れた瞬間から梨、途中も梨、余韻も梨。梨汁ブシャーという言葉がこれほど似合うアイスは他にありません。うーん、本物の梨より梨の味がする!(笑)
食感もまたいい。細かい氷の粒がシャリシャリと崩れていく感じが、まさに和梨のあのザラッとした果肉の質感。キンキンに冷やした梨をかじっているような錯覚に何度も襲われます。
そこにシロップ漬けの梨果肉。角切りのキューブがゴロゴロ混ざっていて、氷の中から出てくると食感が切り替わります。果肉は存在感があり噛むとジュワッと蜜が出てきて、甘さが一段濃くなります。16%まで増えた効果は果肉のヒット率に出ていて、スプーン3回に1回はどこかで当たる感覚。フタを開けた時に物足りなさを感じましたが、食べてみると、果肉感たっぷりで大満足です。
原材料を見ると、なしシロップ漬け、なし果汁のほかに、りんご果汁とりんごパルプ、そしてリキュールと酒精が入っています。りんごは梨の甘さに輪郭をつける役割で、リキュールは香りの立ち上がりを支えているのでしょう。アルコール使用の表記があるので、敏感な方はご注意を。
販売者はフタバ食品株式会社、本社は栃木県宇都宮市。そして今回のサクレ梨、製造所が栃木県さくら市の喜連川工場になっています。
ここ、前年までと変わっているポイントです。2021年から2025年までのサクレ梨は、フタバ食品のグループ会社である東北食品(岩手県)が製造していましたが、今年は本体の主力工場である喜連川工場での生産に切り替わっています。喜連川工場はアイスクリーム類製造でとちぎHACCPの認証を持ち、FSSC22000も取得している、フタバのアイス生産の中核。さくら市といえば、あいすまんじゅうや白くまを作っている、あの丸永の関東拠点もあります。
今回紹介したファミマ限定のサクレ 梨。果汁16%、200mlの大容量。価格は183円です。ガリガリ君梨と、サクレ梨を食べ比べてみるのも楽しそうです。
数量限定で人気が高いので、去年も一昨年も夏の途中で無くなりました。梨ラバーの方は、見かけたら迷わず早めの確保を。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!






















