どうも!アイスマン福留です。
ローソンの看板ソフト「ミルクワッフルコーン」から、まさかの新展開。コーンを取っ払って、あのおいしい上の部分だけをカップに詰めた一品が登場しました。
3つ星ローソン『ミルクワッフルコーンの上だけ』
2026年5月26日発売、ローソン限定の新商品です。価格は311円(税込)、内容量180ml。ベースになっているのは、ローソンのウチカフェアイスの定番「ミルクワッフルコーン」。岡山県蒜山高原産のジャージー牛乳を使ったあのソフトクリーム型アイスから、ワッフルコーンを取り去って、ミルクアイスだけを存分に味わえるようにした商品です。
ベースの「ミルクワッフルコーン」は、2024年1月放送のTBS系「ジョブチューン」で満場一致合格を勝ち取った実力派。ローソンのアイスの中でも指折りの人気を誇る一本です。その看板アイスの「上だけ」を切り出した「コーン不要派」のためのソフトクリーム型アイスです。
ここでアイス好きならすぐ思い浮かぶのが、赤城乳業の『Sof’(ソフ)』。ソフトクリームのおいしい上の部分だけをカップに閉じ込めるというコンセプトを、大手流通の世界に広く浸透させたのは間違いなく赤城乳業のソフです。2017年春の登場時には「その手があったか!」と業界がザワついたものでした。
ただ、正確を期すなら「上だけスタイル」を世界で初めて開発したのが赤城乳業かというと、そうではありません。ソフトクリームの上部分だけを商品化したアイスは、それ以前からローカルのアイスメーカーなどが手がけていました。盲点を突いたコンセプトと、ネーミングを含めた商品力で、このスタイルを一気にメジャーにしたのが赤城乳業の『Sof’(ソフ)』と認識しています。
そして今回の主役は、その赤城ソフのコンセプトを、ローソン×ロッテのタッグでミルクワッフルコーン仕様に落とし込んだ一品。製造を手掛けるのは赤城乳業ではなく、今まで同ブランドのワッフルコーンを手掛けてきたロッテ。ウチカフェアイスのソフトクリーム系はロッテ製造が多く、本品もその流れに乗っています。
牛乳缶モチーフのデザイン
フタは温かみのあるブラウン基調。白いソフトクリームをイメージした円が大きく描かれ、そこの中央にジャージー牛のイラストが置かれています。「ミルクワッフルコーンの上だけ」というネーミングがそのままドンと載っていて、何の商品かひと目でわかる潔さがいいですね。
ローソンのロゴといえば、青地に白い牛乳缶のマーク。そもそもローソンの起源は、アメリカ・オハイオ州で良質な牛乳を売っていた「ローソンミルク」という店だったという経緯があります。あの牛乳缶のロゴはミルクへのこだわりの象徴。ジャージー牛乳をたっぷり使ったこの商品とは、ブランドの出自からして相性抜群です。
「ジャージー牛乳使用 製品中14%」のブルーのシールも目を引きます。岡山県蒜山高原産のジャージー牛乳を14%。一般的な乳牛のホルスタインに比べ、ジャージー牛の乳は乳脂肪分やタンパク質が濃く、コクのある風味が出るのが特徴です。透明カップなので、横から見るとミルクアイスがくるりと巻かれている様子も楽しめます。
開けた瞬間、これはソフトクリームだ
フタをはがすと、真っ白なミルクアイスが渦を巻いて顔をのぞかせます。ジャージー(ゴールデンミルク)だと黄色みがかったイメージが強いですが、製品中14%使用ということもあり、あえて色素は加えず真っ白なまま。きれいな筋の入ったツイスト状で、まさにソフトクリームの先端をイメージさせる形状です。
種類別はアイスクリーム。無脂乳固形分9.4%、乳脂肪分10.1%というスペックで、ラクトアイスやアイスミルクではなく、しっかりアイスクリーム規格です。コーンがない分、アイスのボリュームと向き合える構造。
ちなみに内容量は180ml。ここでライバルたちと並べてみましょう。
| 商品名 | メーカー/販売 | 内容量 | 価格(税込) | 種類別 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミルクワッフルコーンの上だけ | ロッテ/ローソン | 180ml | 311円 | アイスクリーム | 岡山県蒜山高原産ジャージー牛乳・チーズ感のあるミルク |
| Sof’ 北海道ミルクバニラ | 赤城乳業/NB | 150ml | 194円 | アイスミルク | 北海道産乳製品・ふんわり食感 |
| たべる牧場ミルク | 赤城乳業/ファミマ | 165ml | 248円 | アイスミルク | 北海道産牛乳56%+北海道産生クリーム・練乳寄りのミルク感 |
内容量で見ると、本品の180mlは赤城ソフ(150ml)より30ml多く、ファミマのたべる牧場ミルク(165ml)よりも15ml多い。「上だけ」系の中では満足感のあるサイズです。
価格はなかなか強気の311円。ソフの194円と比べると約1.6倍、たべる牧場ミルクの248円と比べても63円ほど高い。原材料費や物流コストの上昇がアイス全体に影響している昨今、ジャージー牛乳をぜいたくに使ったプレミアム路線という位置づけを考えれば、納得できなくはない価格設定です。とはいえ、コンビニのカップアイスとしては明確に高級ゾーン。ここをどう評価するかは、味次第というところ。
ジャージーの濃さ、奥にチーズの風味
スプーンですくって口に運ぶと、濃いミルクのコクがふわっと広がります。エアリーな口溶けながら、後からしっかりとしたミルクのうまみが追いかけてくる。甘さは控えめで、ミルクそのものの風味で勝負しているタイプです。
おもしろいのが、後味にほんのりとチーズのような風味が残ること。発酵乳製品を思わせる奥行きを感じます。練乳のような甘い厚みでミルク感を押し出すのではなく、ミルクのリッチさで攻めてくる。ここが他のミルク系アイスとの大きな違いです。
ベンチマークであろうファミマのたべる牧場ミルクは、北海道産牛乳のコクに練乳っぽい甘みを重ねて「みんなが好きなミルク」に寄せた味づくり。それに対して本品は、ジャージー牛乳のクセと濃さをあえて前に出してきています。万人受けの優等生というより、ジャージーミルク好きに寄せた印象です。赤城乳業ソフとは、また違う味わい。
ひとつおすすめしたいのが、冷凍庫から出して少し溶かしてから食べること。固いまま食べるとアイスクリームらしいきっちりした食感ですが、6〜10分置いてやわらかくなると、本来のソフトクリームにぐっと近づきます。とろりとした口溶けに変わり、ジャージーミルクの香りもより立ってくる。せっかく「ソフトクリームの上だけ」をうたう商品なので、ソフトクリームの状態で味わうのが一番おいしいと思います。
販売者は株式会社ロッテ。製造所は井村屋株式会社の岐阜工場です。ローソンのウチカフェ商品はメーカーをまたいで作られていて、本品はロッテブランドのもと、井村屋の工場で仕上げられています。
ローソンの新定番になれるか、注目の一品
ファミマに「たべる牧場」があるように、ローソンも「ミルクワッフルコーンの上だけ」を看板のミルクアイスに育てたい。そんな狙いが透けて見える一品です。311円という価格は確かに気軽とは言いづらいけれど、ジャージー牛乳14%のプレミアム感と、後味に残るチーズのような風味は、安いミルクアイスでは出せない個性。少し溶かして味わえば、観光地で食べるソフトクリームを思わせるリッチな満足感が楽しめます。
ファミマの「たべぼく」がそうだったように、これがローソンの新定番に化けるのか。今後フレーバー展開があるのかも含めて、楽しみにしたい商品です。
ミルク好き、ソフトクリームの上だけ愛好家?の皆さん、ぜひ食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!






















