こんばんは!アイスマン福留です。
今年もこの季節がやってきました!ハート型の雪見だいふくをご紹介します!
ロッテ『雪見だいふく ハートのいちご』
「ありがとう」の気持ちを伝えたいという想いから2019年に誕生したハート型の雪見だいふく。2021年を除いて毎年冬に発売されてきた人気商品が2025年も登場です!あまずっぱいいちごアイスと、ぷにぷに食感のピンク色のおもち。見た目のかわいさと味のおいしさを両立した冬のご褒美アイスです。
ハート型の雪が舞うパッケージ
パッケージはいちごをイメージした淡いピンク色。背景には雪が舞い、中央にはおなじみの雪見うさぎがちょこんと佇んでいます。「ハートのいちご」の文字も愛らしいフォントで、店頭で見かけたら思わず手に取りたくなるデザインです。
パッケージは全4種類を展開。通常版に加え、雪がハート型になったレアデザインも存在します。さらに注目したいのが、2024年から登場した「雪見だいすき」レアデザイン。商品名の「雪見だいふく」が「雪見だいすき」に変わっており、今年のレアデザインではメッセージが書ける欄があり、大切な誰かにメッセージが贈れる仕様になっています。キットカットのマーケティング戦略っぽい、なんとも粋な仕掛け。出現確率は非公開ですがレアなことは間違いないので目撃したら即GETしましょう。
ちなみに通常版(バニラ)では、2006年から年末年始の縁起担ぎとして「ふく」が漢字の「福」になったレアパッケージが展開されています。さらに「福」が金色になった激レアデザインも。雪見だいふくは、こうした遊び心が満載なんです。
ハートのいちご6年の歩み
ここで「ハートのいちご」シリーズの歴史を振り返ってみましょう。
| 発売年 | 発売日 | 価格(税込) | 内容量 | 主な変更点 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 12月9日 | 151円 | 94ml | 初登場 |
| 2020年 | 12月7日 | 151円 | 94ml | パッケージにハート型の雪 |
| 2021年 | — | — | — | 発売なし |
| 2022年 | 12月5日 | 162円 | 94ml | とちおとめ苺使用、果汁7%に増量 |
| 2023年 | 12月11日 | 172円 | 94ml | 苺ピューレさらに増量 |
| 2024年 | 12月9日 | 183円 | 90ml | 内容量4ml減、レアデザイン登場 |
| 2025年 | 12月8日 | 194円 | 90ml | 最新版、レアデザインにはメッセージ欄が |
2019年の151円から2025年の194円へ、6年間で約28%の価格上昇。さらに2024年からは内容量も94mlから90mlに減少しています。原材料費や包材、エネルギーコストの高騰がアイス業界全体に影響している昨今。ロッテは2022年から段階的な価格改定を実施しており、2025年7月以降も257品目の値上げを発表しています。とはいえこの価格でこの品質を維持するための企業努力には頭が下がります。
「コタツでアイス」の世界観を創造
雪見だいふくといえば「冬アイス」の代名詞。1981年10月に北海道でテスト販売を開始し、同年12月に関西、翌1982年から全国展開されました。当時僕は小学生でしたが、「コタツでアイス」を打ち出した雪見だいふくのCMは今でもはっきりと憶えています。そう考えるとスゴイことですよね。
コンセプトは「食べた人の心を包み、小さな幸せで心を癒すだいふくアイス」。当時のアイス業界は夏と冬の売上比率が7対3。後発メーカーだったロッテは「冬に売れるアイス」という逆転の発想で勝負に出ました。テレビCMでは雪の降る寒い季節にコタツで雪見だいふくを食べるシーンを放映。「コタツでアイス」というカルチャーを世に浸透させ、冬アイスブームを牽引したのです。
開発のきっかけは、九州出張中の研究者が福岡の銘菓「鶴乃子」(石村萬盛堂)を発見したこと。マシュマロで黄身あんを包んだこの菓子からインスピレーションを得て、1980年に前身商品「わたぼうし」を発売。その後「もっと日本人の味覚に合うように」との声を受けて餅(求肥)に変更し、現在の雪見だいふくが誕生。冷凍しても柔らかいままの餅の配合比率は、今も企業秘密とされています。
雪見うさぎからのメッセージ
紙蓋を剥がすと、裏側には雪見うさぎからのメッセージが。「日々頑張っている自分を褒めてあげて」など、心温まる言葉が毎回違う内容で記載されています。ちょっとした癒しポイント、ぜひチェックしてみてください。
白いトレイの中には、ピンク色の雪見だいふくが2つ。この角度から見ると、いつもの丸いフォルムと変わらないように見えます。「あれ?ハート型じゃない?」と一瞬思いますが…安心してください!トレイから取り出してひっくり返すと、ちゃ〜んとハート型!
プラスチックトレイの底面がハート型になっているため、裏返すとハートが完成する仕掛けなんです。
ピンク色のおもちは、和菓子の「すあま」を彷彿とさせるビジュアル。公式では「まぁるいハート」と表現される、柔らかくて愛らしい形状です。
ある角度から見ると…ちょっと「おしり」に見えなくもない!(笑)皆さんもぜひ”おしりアングル”を探してみてください。

雪見だいふくといえば、付属のピンクフォーク。実は1981年の発売当初からフォークは存在していて、かつてはミントグリーン(緑色)でした。2013年頃にピンク色へデザイン変更され、現在に至ります。フォークの柄にはハートマークが1〜3個刻印されていて、何個出るかを楽しむおみくじ要素が!3個出たらラッキーとされています。(今回は2個でした)
さらに、うさぎ柄のレアフォークや、フレーバーによっては超レアな確率で出現する特別デザインのフォークなども存在します。
過去には「ハートのいちご」限定で、「ハートを射抜く矢」デザインのレアフォークが超低確率で封入されていました。雪見だいふくを楽しむ際は、是非このフォークにも注目してみてください。
ひと口食べると、ふわっと広がる甘酸っぱいいちごの香り。いちご果汁と加糖いちごピューレを計7%使用したアイスは、いちごミルクを思わせるやさしい味わい。2022年のリニューアルで果汁比率を6%から7%にアップ。より本格的ないちご感が楽しめるようになりました。

おもちは冷凍下でも「もっちもち」「ぷにぷに」の食感!冷凍しても柔らかさを保つ秘密の配合比率は、44年以上経った今も企業秘密。
甘酸っぱいいちごアイスとやわらかいおもちの相性は抜群。大人から子供まで年齢関係なく万人受けする、やさしくて親しみのあるいちご味。無敵のおいしさです!
販売者は株式会社ロッテ。製造はロッテ浦和工場が担当しています。
ロッテは1948年創業、チューインガムからスタートした老舗菓子メーカー。アイス事業では「爽」「クランキーアイスバー」「モナ王」など数々のヒット商品を生み出してきました。雪見だいふくは1981年の発売以来、44年以上にわたって愛され続けるロングセラー。2019年度には年間売上100億円を突破し、ロッテアイスの看板商品として確固たる地位を築いています。
見た目良し、味良し、食感良し。冬の定番は今年も健在です!
2019年の誕生から6年、毎冬発売を続ける人気ぶりが商品の魅力を物語っています。
期間限定商品ですので、気になる方はお早めに。コンビニやスーパーで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!ハート型にひっくり返すのをお忘れなく!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!


























