こんにちは!アイスマン福留です。
今回は、日本のプレミアムアイスクリームの草分け的存在「レディーボーデン」から、セブン限定で登場した新作アイスバーをご紹介します。
ロッテ『レディーボーデン(Lady Borden) クッキークランチコーヒーバー』
1857年のニューヨーク。「近代乳業の父」と呼ばれたゲイル・ボーデン氏がボーデン社を創立し、そこから生まれたのがレディーボーデンブランドです。日本では1971年から製造・販売がスタートし、今年で54年目。かつては明治乳業がライセンス生産していましたが、1994年からはロッテが引き継ぎ、現在も「FIT FOR A GOLDEN SPOON(金のスプーンで食べるのが、ふさわしい)」の精神を守り続けています。
レディーボーデンといえば470mlのパイントサイズをイメージする方が多いかもしれません。しかし2019年からはミニカップ(120ml)サイズも充実し、さらにワンハンドで楽しめるアイスバータイプも展開。今回の「クッキークランチコーヒーバー」は、その最新作です。
深みのあるグリーンが印象的
パッケージは紙箱包装。深みのあるグリーンを基調としたデザインで、アイスバーのほかにコーヒーカップやコーヒー豆のイラストがあしらわれています。右側には「FIT FOR A GOLDEN SPOON」を形にしたレディーボーデンのロゴマークも。また、コーヒー豆用の麻袋がデザインに組み込まれているのですが、同社のクランキーを連想してしまうのは私だけでしょうか?笑
コーヒー定番カラー
コーヒーの定番カラーに緑と茶を使うことが多いことが気になり調べてみたところ、茶色はコーヒー豆・抽出液そのものの色で、焙煎感・コク・安心感を直感的に伝えられるから。緑は自然・オーガニック・サステナブルといったイメージを与えやすく、フェアトレード系やスターバックスなどの影響もあり「良質なコーヒー」の記号として定着したようです。
箱の側面にはアイスバーの構造がイラストで説明されています。上から「チョコレートコーチング」「コーヒーアイスクリーム」「発酵バターココアクッキー」という3層構造。この構造図を見ているだけでも期待が高まります。
レディーボーデンロゴ入りの透明フィルム
箱から取り出すと、レディーボーデンのロゴがプリントされた透明フィルムで個包装されたアイスバーが登場。この高級感のある包装もプレミアムブランドの証です。
フィルムを開けると、チョコレートコーチングにココアクッキーのクランチが散りばめられた、ゴツゴツとした表面のアイスバーが姿を現します。全体的にダークブラウンの色合いで、大人っぽい印象。コーチング部分にはクッキーの粒がしっかりと存在感を主張しています。

内容量は80mlで、カロリーは226kcal。同シリーズの「クッキークランチチョコレートバー」(90ml・266kcal)と比較すると、やや小ぶりでカロリーも控えめです。価格は280円(税込)。セブン-イレブン限定商品のため、通常のNB品よりも高めの価格設定となっています。また、2025年には市販用アイス49品の価格改定が実施され、レディーボーデンも対象に。原材料費やエネルギーコストの上昇がアイス業界全体に影響するなか、コンビニ限定のプレミアム商品としては妥当な価格帯といえるでしょう。
【シリーズ比較】
| 商品名 | 発売年 | 内容量 | 価格(税込) | カロリー |
|---|---|---|---|---|
| クッキークランチチョコレートバー(NB) | 2020年 | 90ml | 172円 | 266kcal |
| アーモンドチョコレートバー(NB) | 2024年 | 81ml | 199円 | 241kcal |
| クッキークランチキャラメルバー(NB) | 2024年 | 81ml | 192円 | 246 kcal |
| クッキークランチコーヒーバー(セブン-イレブン限定) | 2025年 | 80ml | 280円 | 226kcal |
コロンビア産コーヒー豆が織りなす、キリッとした大人の味わい
ひと口かじると、まずパリッとしたチョコレートコーチングの食感。続いてザクザクとした発酵バターココアクッキーのクランチが口の中で小気味よく弾けます。
そして主役のコーヒーアイスクリーム。種類別はアイスクリーム規格。コロンビア産コーヒー豆を100%使用しているだけあって、コーヒーの風味がしっかりと感じられます。キリッとした苦みがありながらも、レディーボーデンらしい「ふわ濃い」ミルクのコクが苦みをまろやかに包み込んでいます。

発酵バターを使用したココアクッキーがいいアクセント。バターの香ばしさとコーヒーの相性は言わずもがな。まるでカフェで楽しむクッキーサンドを思わせる、洗練された味わいです。

チョコレートコーチングは甘すぎず、コーヒーアイスの苦みを邪魔しない絶妙なバランス。最後まで飽きることなく楽しめます。

無脂乳固形分8.0%、乳脂肪分11.0%と、アイスクリーム規格でしっかりとしたミルクのコクを楽しめる配合です。
販売者は株式会社ロッテ、製造は株式会社ネージュ(大阪府八尾市)。ネージュはロッテをはじめとするメーカー各社のアイス製造を手がける工場として知られ、高品質なアイスクリームを生み出しています。ちなみに2020年発売の「クッキークランチチョコレートバー」は山梨県の冨士食品工業が製造していたので、製造拠点が変更されていますね。
コーヒー好きに捧げる、冬のご褒美アイス
今回紹介したレディーボーデンのアイスバーシリーズは、2020年の「クッキークランチチョコレートバー」を皮切りに、2024年11月には「アーモンドチョコレートバー」「クッキークランチキャラメルバー」が発売されるなど、着実にラインナップを拡充しています。そして今回はセブン-イレブン限定品でコーヒーフレーバーが新たに仲間入り。
多くの人が子供の頃に夢見たパイントサイズの「抱え込んでひとり占め」も魅力的ですが、このバータイプなら気軽に楽しめます。特にコーヒー好きの方はぜひお早めに!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!



















