どうも! アイスマン福留です。
東京土産の大定番「N.Y.キャラメルサンド」でおなじみの東京玉子本舗監修アイスが、2年ぶりにセブン-イレブンに帰ってきました! 2022年12月に初登場し、2023年12月にリニューアル。2024年は残念ながら発売がなかったため、ファン待望の復活です。
『N.Y. リッチスカッチサンド & Wチョコレートアイス』
今回は「N.Y.リッチスカッチサンド&Wチョコレートアイス」と「ワッフルコーン N.Y.キャラメルサンドアイス」の2種類を同時発売。例年通りカップとバーの2形態で展開されてきた本シリーズですが、今年はカップとワッフルコーンという新しい組み合わせ。「リッチスカッチサンド」がカップ形式で登場するのは今回が初めてです。
N.Y.C.SANDの人気商品「N.Y.リッチスカッチサンド&Wチョコレート」は、ヨーロッパの伝統的な飴菓子・スカッチにローストアーモンドを加えた”アーモンドスカッチ”を、バタークッキーとミルクチョコレートではさみ、表面をビターチョコレートで包んだ逸品。ほろ苦さとまろやかさが調和した味わい、そしてクランチな食感が魅力の人気スイーツです。
2022年・2023年と2年連続でアイスバー形式だった本商品。東京玉子本舗のプレスリリースによれば「これまでアイスバーにしていたが、今回はカップアイスにして素材感にいっそうこだわった」とのこと。カップ形式への変更には明確な意図があるようです。
N.Y.C.SANDを象徴するモノトーンストライプ
パッケージは、N.Y.C.SANDを象徴する黒と白のストライプ柄。2023年版から採用されたこのデザインは、同ブランドのアイデンティティを強く打ち出しています。中央には「N.Y.C.SAND」のロゴと「N.Y. リッチスカッチサンド & Wチョコレートアイス」の商品名が配置され、その下には本家のお菓子とアイスクリームの断面イメージ写真。モノトーンの洗練された雰囲気がコンビニの冷凍ショーケースでもひときわ目立っていました。
過去に発売されたバータイプは化粧箱仕様で高級感がありましたが、今回のカップタイプでもその高級感は健在。
ここで、N.Y.C.SANDアイスシリーズの過去商品と比較してみましょう。
N.Y.C.SAND カップアイス シリーズ比較
| 項目 | 2022年版 | 2023年版 | 2025年版 |
|---|---|---|---|
| 商品名 | キャラメルサンド | キャラメルサンド | リッチスカッチサンド |
| 内容量 | 98ml | 98ml | 100ml |
| 税込価格 | 291円 | 321円 | 321円 |
| 税抜価格 | 270円 | 298円 | 298円 |
| 種別 | アイスクリーム | アイスクリーム | アイスクリーム |
| カロリー | 269kcal | 275kcal | 235kcal |
| 製造者 | 赤城乳業 | 赤城乳業 | セリア・ロイル |
| 発売日 | 2022年12月20日 | 2023年12月19日 | 2025年12月16日 |
カップ形式としては2023年版と同じ321円(税込)で価格据え置き。しかも内容量は98ml→100mlへと2ml増量されています。原材料費や包材、エネルギーコストの高騰が続くアイス業界において価格を維持しながら増量を実現しているのは企業努力の賜物といえるでしょう。
また、カロリーは235kcalと過去のカップ形式(269kcal/275kcal)と比べて大幅に減少。内容量は増えているのにカロリーは下がっている——配合や製法を見直した結果でしょう。
蓋を開けると…天面を覆い尽くすのは、香ばしいアーモンドクッキークランチと、つやつやとしたチョココーチング。その下にはビターなチョコレート層がのぞいています。アイスバー時代はチョココーティングに覆われた姿でしたが、カップになったことで、『N.Y.キャラメルサンドアイスクリーム』と同じ、この”天面びっしり”使用に。
見た目のインパクトは、まさに「アイスを超えたスイーツ」。SNS映え間違いなしのビジュアルです。クッキークランチの大きさや形状は不規則で、まるでひとつひとつ手作業で散りばめられたかのような丁寧さを感じます。
5種の素材が奏でる、ザクサクパリッの多重奏
スプーンを入れると、まずチョココーチングのパリッとした感触。その下のアーモンドクッキークランチがザクザクと心地よく砕けます。
ベースとなるのは、コク深いキャラメル風味のアイスクリーム。N.Y.C.SANDのこだわりを踏襲し、生クリームとブラウンシュガーを配合。濃厚なのにやさしい甘さで、くどさを感じさせません。
ひと口食べると、まず広がるのはキャラメルの芳醇な香り。続いてアーモンドの香ばしさとチョコレートのほろ苦さが追いかけてきます。そして驚くべきは、その食感の多彩さ!
食べ進めていて、素材のおいしさはもちろんなんですが、楽しい食感に夢中になってしまいます。
今回の2025年版では、5種類の素材が配合されています:
- キャンディングアーモンド — 砂糖がけのカリカリアーモンド
- チョコチップ — ビターな味わいのアクセント
- キャラメルキャンディチップ — とろりと溶けるキャラメル感
- バタークッキークランチ — サクサクの食感と芳醇なバター香
- チョココーチング — 天面を覆うパリパリ層
ザクザク、パリパリ、ボリボリ。一口ごとに異なる食感が飛び込んでくるこの感覚は、アイスというよりも高級スイーツを食べているような満足感。
甘さ控えめでありながら素材本来の味わいをしっかり引き出している印象です。
製造を担うのは、福岡県朝倉市に本社を構える株式会社セリア・ロイル。「リッチスカッチサンド」は2022年の初登場から一貫して同社が製造を担当しています。
セリア・ロイルといえば、2009年から有楽製菓とのコラボで「ブラックサンダーアイス」を開発したことで知られています。当初「製造不可能」とされたクッキー入りアイスバーを、1年かけて独自製法で実現。発売1週間で販売休止になるほどの大ヒットを記録。ほかにも「コールド・ストーン・クリーマリー」のアイスも手掛けており、複合的な食感を持つプレミアムアイスの製造には定評があります。今回の商品は、株式会社東京玉子本舗と株式会社セリア・ロイルの提携商品としてセブン-イレブン限定で展開されています。
「N.Y.リッチスカッチサンド&Wチョコレート」の世界観を見事にカップアイスで再現した一品。アイスバーからカップへの形式変更は大正解。
バータイプでは表現しきれなかった”素材感”が、カップになったことで存分に楽しめるようになっています。天面のチョココーチング、ザクザクのクッキークランチ、そしてコク深いキャラメルアイス——味・テクスチャどちらをとっても完璧なおいしさです。
価格は298円(税込321円)で、カップ形式としては前年から据え置き。内容量は100mlへ増量され、カロリーは235kcalへ減少。数量限定での販売ですので、気になる方はお早めにお近くのセブン-イレブンへ! 同時発売の「ワッフルコーン N.Y.キャラメルサンドアイス」(税込343円)もぜひチェックしてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!























