どうも!アイスマン福留です。
サンデーカップがチョコ一色仕様になりました。今回は期間限定の新フレーバーをレビューします。
森永製菓『サンデーカップ トリプルショコラ』
1989年に誕生した森永製菓のロングセラー、パフェアイス「サンデーカップ」。チョコアイス、バニラアイス、パリパリチョコの3層構造で35年以上愛されてきたこのシリーズから、チョコ尽くしの期間限定フレーバーが登場しました。通常版のサンデーカップはチョコとバニラの組み合わせが定番ですが、トリプルショコラはバニラアイスを一切使わず、3層すべてをチョコレートで構成するという攻めた仕様。カカオ香るチョコアイス、ブラックココア使用のビターなチョコアイス、ビターなチョコソース、そしてパリパリチョコ。チョコの種類を変えることで味と食感の変化をつけているのがポイントです。
コンビニエンスストア先行で発売され、現在は全国のスーパーやドラッグストアでも販売中。セブン-イレブンでの販売価格は210円(税抜)でした。
チョコの世界観で統一されたパッケージ
フタのデザインは、MORINAGAロゴを左上に配置し、中央に「Sundae cup」の英字ロゴ、その下に「トリプルショコラ」の文字。背景にはチョコレートソースやスクープされたチョコアイスが描かれ、全体がダークブラウン基調でまとめられています。通常版のフタが金色のラインにチョコとバニラの写真を配しているのに対し、トリプルショコラはひたすらチョコレートの茶色。ここだけで「バニラなし」感が一目瞭然。
カップ側面にはおなじみの透明プラスチック容器越しにアイスの断面が見え、その横には3層構造の図解が。
上から「ビターなチョコソース」「カカオを感じるチョコアイス」「ビターなチョコソース」、そして左側に「ブラックココア使用チョコアイス」「パリパリチョコ」の表記。いわば設計図付きパッケージで、食べる前から構造がわかります。
フタを開けた瞬間のインパクト
フタを開けると、カップの縁ぎりぎりまで花口金で絞り出されたチョコアイスの山がいくつも並んでいます。ここは通常版と同じデコレーションスタイル。ただし通常版はチョコアイスの色味がミルクチョコ寄りなのに対して、トリプルショコラはやや濃いめのブラウン。表面にはビターなチョコソースがたっぷりとかけられていて、濃厚な見た目です。
内容量は170mlで、通常版パリパリチョコの180mlより10ml少なめ。サンデーカップの縦長ロングカップ形状は健在で、このサイズ差は見た目ではほとんどわかりません。ちなみに通常版は長らく180mlを維持し続けていて、同じ「お手頃大容量」カテゴリーのエッセルスーパーカップ200mlやロッテ 爽190ml(期間限定は185ml)と肩を並べてきた存在。トリプルショコラの170mlはやや控えめですが、期間限定のプレミアム仕様と考えれば納得です。
3層構造をスプーンで掘り進める
スプーンを入れてみます。最上層は花口金模様のチョコアイスとチョコソース。このチョコアイスはカカオの香りがふわっと広がる、やさしめの甘さ。とろっとしたチョコソースのほろ苦さがアクセントになって、第一印象は「しっかりチョコだけど重くない」。
掘り進めると、中間層でガラッと空気が変わります。色が一段と濃くなり、ブラックココアを使ったビターなチョコアイスが登場。ここにパリパリチョコが縦横無尽に入っていて、スプーンを通すたびにパリッ、ザクッという食感が走ります。この食感は森永製菓の「パリパリバー」シリーズの技術そのもの。ビターなチョコアイスのほろ苦さと、パリパリチョコの歯ごたえが重なると、口の中はカカオの嵐。
さらに下の層には再びやさしい甘さのチョコアイスとチョコソース。上層と同じ味わいのはずなのに、中間層のビターな余韻が残っているぶん、より甘く、より丸く感じられるのが面白い。
つまり「甘い→ビター→甘い」というリズムで進む3層構造。通常版が「チョコ→バニラ+パリパリ→チョコ+ザク食感」と味のタイプを切り替えて飽きさせない設計なのに対して、トリプルショコラは同じチョコという素材のなかで甘さとビターさのグラデーションを作っています。単調になりそうでならない。ここがトリプルの名に恥じない構成力です。
ちなみに通常版にはバニラアイス層やコーンフレークパウダーの「ちょいザク食感」がありますが、トリプルショコラにはどちらも入っていません。そのぶんパリパリチョコとチョコソースに全振りしていて、チョコ好きへの本気度を感じます。
通常版との比較
ここでサンデーカップ パリパリチョコ(通常版)との違いを整理しておきます。
| 項目 | パリパリチョコ(通常版) | トリプルショコラ |
|---|---|---|
| 発売 | 1989年~(通年販売) | 2026年2月23日(期間限定) |
| 価格(税込) | 約194円 | 227円 |
| 内容量 | 180ml | 170ml |
| カロリー | 273kcal | 259kcal |
| 種類別 | ラクトアイス | ラクトアイス |
| アイスの構成 | チョコアイス+バニラアイス | 2種類のチョコアイス(バニラなし) |
| パリパリチョコ | あり | あり |
| チョコソース | あり | あり(ビタータイプ) |
| コーンフレークパウダー | あり(2021年〜) | なし |
| 卵の使用 | あり | なし |
| 製造所 | 森永デザート(佐賀県鳥栖)、やまひろ 群馬工場(群馬県伊勢崎)ほか | やまひろ 群馬工場(群馬県伊勢崎) |
製造所は株式会社やまひろの群馬工場。通常版パリパリチョコも森永デザート(佐賀県鳥栖)のほか、やまひろ群馬工場、森永製菓の自社工場など複数拠点で製造されているため、製造所はトリプルショコラ固有の特徴ではありません。原材料を見ると、トリプルショコラは砂糖、水あめ、チョコレートコーティング、乳製品、植物油脂、ココアパウダー、異性化液糖、カカオエキス、カカオマス、デキストリンなど。通常版にある卵黄やコーンフレークパウダー、カロテン色素は入っていません。カカオエキスとカカオマスの両方を使っている点がチョコ特化の証拠で、バニラアイスを省いたぶん、チョコ系素材の構成比が高くなっています。
販売者と製造者の情報
販売者は森永製菓株式会社(東京都港区芝浦)。通常版パリパリチョコの273kcal/180mlに対して、トリプルショコラは259kcal/170ml。ml単価で換算するとほぼ同等のカロリー密度。
チョコ好きのための「ご褒美サンデーカップ」
価格227円(税込)は、通常版と比べると30円ほどのプラス。ただしサンデーカップ自体がここ数年で段階的に値上がりしていて、2023年時点で160円(税別)だった通常版も現在は180円前後(税別)まで上がっています。原材料費の高騰はアイス業界全体の課題で、サンデーカップも例外ではありません。とはいえ170mlのパフェアイスが227円。コストパフォーマンスはしっかりしています。
チョコだけで3層を成立させた構成は、正直、通常版の「チョコとバニラの対比」とは別の楽しさがあります。バニラの存在が当たり前だったサンデーカップにとって、これは大胆なチャレンジ。結果的に、甘さとビターの波状攻撃がうまくハマっていて、チョコ好きなら確実に満足できる仕上がりです。
期間限定商品なので、気になる方はお早めに。チョコ好きはぜひ食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

























