ども!アイスマン福留です。
今回は、コンビニで買える、ちょっと珍しいコラボアイスをご紹介します!
竹下製菓『ブラックモンブラン パイシュークリーム味』
今回紹介する「ブラックモンブラン パイシュークリーム味」は、九州のソウルアイス・竹下製菓の看板商品「ブラックモンブラン」と、シュークリーム専門店「ビアードパパの作りたて工房」によるコラボレーション商品。2026年4月14日(火)から。西日本・関東エリアのコンビニエンスストアやスーパーマーケット等で発売されています。
このコラボは突然始まったわけではなく、前日譚があります。きっかけは2024年7月、ビアードパパ全国約250店舗で「ブラックモンブランシュー」が発売されたこと。ショコラシュー生地の表面をチョコでコーティングし、その上にザックザク食感のクッキークランチをトッピングした、まさに「ブラックモンブランがシュークリームになった」ような一品。これが好評で2025年6月にも再登場し、「今度はアイスで味わいたい」というファンの声が重なって、ついにアイス版が実現したという流れ。
シュークリームからアイスへ――コラボのベクトルが逆になっているのが面白いポイントです。
ブラックモンブランのコラボ、止まらない
ブラックモンブランの他ブランドとのコラボは、ここ1〜2年でさらに勢いを増しています。2025年だけでもAMAZING COFFEEとの「チョコモーモー」、5月にガンダム(いちご味)、7月にブラックサンダー、同月NO COFFEEとの「ノーブラックモンブラン」、10月にコメダ珈琲店と、ほぼ毎月のように話題を振りまいています。2024年には誕生55周年を迎え、「九州のアイス」から「日本のアイス」へ。全国のコンビニ冷凍ケースにも着実に居場所を広げてきました。
| 発売時期 | 商品名 | コラボ先 |
|---|---|---|
| 2025年4月 | ブラックモンブラン チョコモーモー | AMAZING COFFEE |
| 2025年5月 | ブラックモンブラン×ガンダム(いちご味) | ガンダム |
| 2025年7月 | ブラックモンブラン ブラックサンダー | 有楽製菓 |
| 2025年7月 | ノーブラックモンブラン | NO COFFEE |
| 2026年4月 | ブラックモンブラン パイシュークリーム味 | ビアードパパ |
ビアードパパ側との縁でいえば、2022年に森永製菓「ビスケットサンド パイシュークリーム味」、2024年にも同じ組み合わせで再販、といった具合に、ビアードパパ×コンビニアイスの流れはすでに実績あり。そこに今回、竹下製菓コラボが加わりました。パイシューの「黄色」と、ブラックモンブランの「クランチ」。意外なようでいて、ロジックは通っています。
ビアードパパのイエローカラーと雪山が意外と合う
パッケージは、ビアードパパで使われるイエローを基調にしたデザイン。いつもはアルプス山脈と青空を背負った硬派な装いですが、今回はそこにビアードパパのトレードマークである「おじさん」のロゴがしっかり配置されています。見慣れた「ブラックモンブラン」のカラフルなロゴはそのままに、ビアードパパの世界観とブラックモンブランの世界観がうまく馴染み、融合しています。
ザクザクは健在、でも色が違う
袋から取り出すと、意外と小ぶり。全身をクランチで覆われた姿はいつも通りですが、色味が違います。黒いチョコレートで包まれた定番のブラックモンブランと比べて、今回はきつね色――パイ生地やシュー生地を思わせる、明るい焼き菓子色。おそらくSNSにアップすると「揚げ物だと思ったw」といったコメントが付くことがイメージできます。(笑)
クランチ粒の大きさもランダムで、大小さまざまなかけらが乱雑に貼りついています。この粒の大きさのバラつきが、後から効いてくる食感の奥行きに繋がっているのは、ブラックモンブランシリーズ共通のこだわり。クランチ越しにチラリと見えるアイス部分は、バニラとは違う、ほんのり黄みがかったクリーム色。カスタードっぽさが見た目でも伝わってきます。
内容量90ml、199kcal。通常のブラックモンブランサイズ
内容量は90ml、熱量は199kcal。価格は194円(税込)。ほかのブラックモンブランシリーズと並べてみましょう。
| 商品名 | 内容量 | エネルギー | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| ブラックモンブラン(通常品) | 109ml | 235kcal | 162円 |
| スペシャルブラックモンブラン | 125ml | 276kcal | 194円 |
| ブラックモンブラン パイシュークリーム味 | 90ml | 199kcal | 194円 |
| ブラックモンブラン ブラックサンダー | 94ml | 227kcal | 194円 |
直近のブラックサンダーコラボとほぼ同格のサイズ感。大人が一本食べ切るのにちょうどいい塩梅。種類別はアイスミルクで、無脂乳固形分7.0%、乳脂肪分3.0%、植物性脂肪分4.5%、卵脂肪分0.9%。卵脂肪が明記されているあたり、カスタード味としての設計意図が数値にも表れています。
断面はクリーム色のカスタードアイス
かじった断面を見ると、薄いチョコ層の内側に、明るいクリーム色のアイスがぎっしり。バニラアイスというよりは、卵黄を感じる濃いめのカスタードイエロー。バニラビーンズの黒い粒がチラチラと確認できて、コクのある素材構成が見てとれます。
このビジュアルはもう、完全にシュークリームの中身。クランチの焼き菓子色と、カスタード色のアイス。視覚だけで、ビアードパパの店頭に並ぶシュークリームを思い出させてくれます。
シュー生地の香ばしさ、カスタードの甘さ、ザクザクの食感
かじった瞬間、外側のクランチが「ザクッ」と小気味よく砕けます。この食感はブラックモンブランの真骨頂。ただし、口に広がる香りが違う。チョコレートのビター感ではなく、ほんのり焼き菓子の香ばしさ。シュー生地風味のコーチングチョコが、クランチの香ばしさをさらに底上げしていて、焼きたてのシューをかじった瞬間に近い味わいです。
その奥に現れるのが、カスタード風味のアイス。卵黄のコクと、バニラビーンズの甘い香りがしっかり主張してきます。ただ、いわゆる「ガチの卵感」ではなく、ミルクと卵のバランスがきれいに取れた、やさしく上品なカスタード。ビアードパパのパイシュークリームをかじったときの、あのなめらかで贅沢なクリームの記憶が、そのまま冷凍庫経由で届いたような仕上がり。
香ばしいクランチ+コク深いカスタードアイス、というシンプルな構成ながら、口の中では「ザクザク→とろける」のリレーがしっかり成立していて、食後感はまさにシュークリームを一つ食べ切ったような満足度。ブラックモンブランの骨格を残したまま、味の輪郭だけ入れ替えてある、という技の効いたコラボ。
製造は佐賀県の竹下製菓
販売者・製造者は佐賀県小城市の竹下製菓株式会社。「ブラックモンブラン」のほか「ミルクック」「トラキチ君」「おゴリまっせ」「しっとるケ」など、九州では生活に溶け込んだお馴染みのブランドを多数手がけている老舗メーカー。ブラックモンブラン自体は1969(昭和44)年発売で、誕生から57年になるロングセラー。
パートナーのビアードパパは、運営元が大阪市の株式会社DAY TO LIFE。手作りシュークリーム専門店として全国展開し、今回のアイス化は企画・マーケティング室長の松野清美さんが「王道のシュークリームをブラックモンブランでうまく再現できた」とコメントしています。ビアードパパのファンにも、ブラックモンブランのファンにも、うれしい商品。
194円(税込)という価格は、直近のコラボ・ブラックサンダー版と同じ。通常のブラックモンブランからするとやや上乗せされていますが、コラボコーチング、カスタード風味のアイス、シュー生地風の香ばしさ、という三層の仕込みを考えれば納得の価格設定。
個人的には冷凍庫に常備したいおいしさでした。ブラックモンブラン好きが「いつものザクザクが、パイシュー味になるとどうなるの?」と確かめに行くもよし、ビアードパパ好きが「あのシュークリームがアイスになった!」と興味本位で手に取るもよし。どちらの入口からでも、ちゃんと満足できる仕上がり。西日本・関東エリアのコンビニ・スーパーで発売中なので、もし見かけたら食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!





















