どうも!アイスマン福留です。
高級フルーツの老舗「銀座千疋屋」とセブンプレミアムがタッグを組んだ「まるで」シリーズに、待望の第3弾が登場しました。その名も『銀座千疋屋 まるでシャインマスカット』。2024年4月の「まるでクラウンメロン」、同年11月の「まるで国産白桃」に続く新フレーバーです。「ぶどうの女王」と称される高級フルーツ、シャインマスカットを銀座千疋屋監修でアイスバーに仕上げた本作、早速レビューしていきます!
セブンプレミアム『銀座千疋屋 まるでシャインマスカット』
セブンプレミアムの「まるでシリーズ」は、2013年に『まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー』として誕生しました。「冷凍した果実をそのまま食べているような食感」「旬の時期に食べたいフルーツを手軽に食べられる」をコンセプトに、12年以上にわたって進化を続け、シリーズ累計販売数は2億本を突破。マンゴー、白桃、マスカットが人気トップ3として君臨するセブン-イレブンを代表する看板シリーズです。
そんな「まるでシリーズ」と銀座千疋屋のコラボが始まったのは2024年4月。「まるでクラウンメロン」が321円(税込)で登場し、従来の「まるでクラウンメロン」(213円)から約50%のプレミアム化を果たしました。同年11月には「まるで国産白桃」(278円)が第2弾として登場。果汁70%という贅沢仕様で好評を博しました。
そして2025年11月25日、シリーズ第3弾として本作『銀座千疋屋 まるでシャインマスカット』が321円(税込)で発売。クラウンメロンと並ぶ最高価格帯での登場です。
銀座千疋屋×まるでシリーズ 比較表
| 商品名 | 発売日 | 価格(税込) | 内容量 | カロリー | 果汁率 |
|---|---|---|---|---|---|
| まるでクラウンメロン | 2024年4月 | 321円 | 70ml | 112kcal | 26% |
| まるで国産白桃 | 2024年11月 | 278円 | 70ml | 107kcal | 70% |
| まるでシャインマスカット | 2025年11月 | 321円 | 70ml | 133kcal | 47% |
果汁については、アイスバーにしたときの味のバランスや味の出やすさなど、果実によって特性が異なるため、高果汁=正義ではないことをご了承ください。
老舗フルーツ専門店「千疋屋」の歴史
千疋屋といえば、日本を代表する高級フルーツ専門店。
その名を冠する暖簾(のれん)には、1834年創業の「日本橋 千疋屋総本店」、暖簾分けを受けた「京橋千疋屋」、そして本商品を監修した「銀座千疋屋」の3つがあります。銀座千疋屋は1894年創業で、130年以上の歴史を誇る名門。パッケージにも「Since 1894」の文字が刻まれ、その伝統と格式を感じさせます。
宝石のような高級感のあるパッケージデザイン
パッケージは、シャインマスカットの果皮を思わせる上品なエメラルドグリーンを基調としたデザイン。みずみずしいシャインマスカットの房がダイナミックに描かれ、その横にはアイスバーの断面イメージも配置されています。右上には銀座千疋屋の伝統的なロゴマークが品格を添え、「GINZA SEMBIKIYA」の文字がパッケージ下部を横切るように配されています。
果汁についての注釈も。シャインマスカットの希少性を考えればこれは相当な贅沢仕様といえるでしょう。
シャインマスカットとは
シャインマスカットは、2006年に品種登録された日本生まれの高級ぶどう。「皮ごと食べられる」「種なし」「大粒」「高糖度」という特徴を持ち、近年では「ぶどうの女王」「緑の宝石」とも称される人気品種です。巨峰やデラウェアを抜いて、国内ぶどう品種のトップに躍り出ました。
特に銀座千疋屋が扱う高級シャインマスカットは、1房数千円から1万円以上することも珍しくありません。そんな高嶺の花を、321円で手軽に楽しめる――これこそが銀座千疋屋×まるでシリーズの真髄といえるでしょう。
手のひらにちょうど収まる、食べやすいサイズ感
内容量は70ml。クラウンメロンと同サイズで、国産白桃(80ml)よりは若干コンパクト。カロリーは133kcalで、シリーズ3作品の中では最も高い数値ではありますが氷菓なので低めです。
まるでシャインマスカットの粒をそのまま冷凍したような佇まい
袋を開けた瞬間、ふわりと漂うマスカットの芳醇な香り。アイスバーは、シャインマスカットの果肉を思わせる美しい黄緑色。よ~く見ると、外側は明るい黄緑、内側はやや濃い緑がかった色味の2層構造になっているのがわかります。
表面には、まるで本物のシャインマスカットの果肉のような艶やかな質感。ところどころに見える黒い点は、パッケージにも記載がある通り「マスカットの種子等の一部」とのこと。これも本物の果実感を演出する要素のひとつですね。
ひと口かじれば、そこはシャインマスカット畑
ひと口かじると、口の中いっぱいに広がるシャインマスカットの華やかな香りと甘み。47%という高い果汁率が生み出す、まさに「本物の果実をかじっているような」味わい!
外側のねっとりとした食感から、内側のややシャリッとした食感へと変化していく2層構造も楽しい。シャインマスカット特有の上品な甘さと、ほのかに感じる酸味のバランスが絶妙で後味もすっきり。原材料にはレモン果汁も使用されており、これが全体の味わいを引き締めているようです。
香料も使用されていますが嫌味のない自然な香り立ち。シャインマスカットの味わいをアイスバーという形でみごとに再現しています。冷凍庫から出してすぐよりも少し室温に置いてからの方が、よりねっとりとした「まるでシリーズらしい食感」と濃厚な果汁感を楽しめます。
まるでシリーズの匠、栄屋乳業の技術力
製造を手掛けるのは、「アンデイコ」ブランドで知られる栄屋乳業株式会社。愛知県岡崎市に本社を構える同社は、アイスクリームからプリン、シュークリームまで幅広く手掛ける実力派メーカーです。「まるでシリーズ」の製造を一貫して担当しており、果実の本物感を引き出す独自の技術には定評があります。
販売者は株式会社銀座千疋屋。東京都中央区銀座5-5-1という一等地に本社を構える、まさに「銀座の顔」ともいえる存在。
今回紹介した『銀座千疋屋 まるでシャインマスカット』は、銀座千疋屋ブランドの上質さと「まるでシリーズ」12年の技術が融合した傑作。高果汁でシャインマスカットならではの華やかな香りと上品な甘み、そして2層構造による食感の変化が味わえます。321円という価格は決して安くはありませんが、本物のシャインマスカットを買うことを思えばむしろ破格ともいえます。
クラウンメロン、国産白桃に続く第3弾として、シリーズの完成度をさらに高めた本作。マスカット好きはもちろん、「まるでシリーズ」ファン、そして銀座千疋屋の味を手軽に楽しみたい方には必食の一品です。セブン-イレブンで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!





















