こんばんは!アイスマン福留です。
森永製菓から、開発に約4年をかけたという気合いの一品が登場。「マミーレ キャラメリックプディング」、コンビニ限定の期間限定アイスです。
森永製菓『マミーレ キャラメリックプディング』
「ソースまみれ」のアイスだから「マミーレ」。名前の由来からして潔い。冷凍下でも凍らない、とろっとろのキャラメル風味ソースをたっぷりかけた、いわゆる“つゆだく”のカップアイスです。
森永製菓が掲げたコンセプトは、レストランで出てくる、キャラメルソースがどっぷりかかったプリンのあのおいしさ。カスタードアイスをベースに、キャラメル風味ソースをこれでもかと重ねて、最後のひと口までソースの存在感が続くように仕上げています。食べ進めるたびに味と食感が変わる、“体験型アイス”という打ち出しです。
注目したいのは、ソースが冷凍でも凍らないという点。一般的なソース入りアイスは、冷凍庫から出した直後はソースがカチカチで、しかもちょこっとしか入っていない。そこに開発チームが「ソースたっぷりのアイスが食べたい!」と挑みました。冷凍下でもとろとろを保つソースを、量産品質で成立させる。これがとんでもなく難しかったらしく、ソースの配合や3層構造の設計を何度も見直して、商品化まで約4年…。食べ終えるまでソースの味わいが続く製造方法については特許まで取得しています(特許第7809237号)。アイスで特許、しかもソースの粘度で。本気が伝わってきます。
販売は全国のコンビニエンスストアで期間限定販売。価格は321円(税込)です。300円超えはアイスとしてはしっかり高価格帯ですが、近年は原材料費も包材もエネルギーコストも上がりっぱなし。そこに4年がかりの開発と特許製法が乗っていると考えれば、強気の値付けにも納得がいきます。
大手メーカーならではの貫禄パッケージ
フタの中央には、スプーンですくい上げたキャラメルソースがとろりと垂れる写真。深い赤茶色を背景に、「CARAMELiC PUDDiNG」のロゴがクラシックなフォント。色味、書体、デザインも洗練されており、ご当地アイスなどでは実現できないクオリティデザインです。MORINAGAのエンゼルマークも健在でブランドをきっちり主張。
そしてフタには「ソース飛び出し注意」「置いてゆっくりOPEN」の文字。
さらに側面には「逆さ厳禁」の大きな表示まで。ここまで開け方を心配されるアイスもめずらしい。それだけソースがたっぷり、限りなく液状に近い形で入っているのでしょう。
側面には3層構造の断面イラストもあって、上からキャラメル風味ソース、ホワイトチョコ層、カスタードアイスと並んでいるのが一目でわかる親切設計。これは開ける前からワクワクさせてくれます。
開けてびっくり、ソースの水位
フタを「ゆっくり」開けると、その意味がすぐにわかります。カップの口いっぱいまで、つやつやの赤茶色いキャラメルソースが満ちている。表面はほぼ液体、まさに“つゆだく”です。とろりというより、たぷたぷ。これは確かに逆さ厳禁、飛び出し注意。
内容量は198kcalというカロリー表示から逆算しても、けっこう食べごたえのあるサイズ感です。カップは手のひらにすっぽり収まる王道のミニカップサイズ。
スプーンを差し込むと、まず上層のとろとろソース…。すくった瞬間、スプーンの縁からソースがツーッと糸を引いて落ちていく。冷凍庫から出したばかりとは思えないやわらかさです。きっと糖度をかなり高く設定しているのでしょう。
その下にはパリッとしたホワイトチョコの層、さらに奥に黄色いカスタードアイスが控えています。
とろとろ、パリパリ、脳がバグる重層感
ソースだけを口に運ぶと、香ばしくほろ苦いキャラメルがガツンときます。甘いだけじゃない、ちゃんと焦がした苦みのある本格派。このほろ苦さがあるおかげで、たっぷりかかっていてもくどさを感じません。
そこへスプーンを深く入れて、3層をまとめてすくう。とろとろのソース、パリッと割れるホワイトチョコ、ねっとり濃厚なカスタードアイス。質感の違う3つが口の中で一気に混ざり合います。とろとろ、パリパリ、そしてミルキー。キャラメルなのか、アイスなのか、プリンなのか、何を食べているのか脳が一瞬バグる。これが森永の言う“体験型”の正体です。
カスタードアイスは卵感がしっかりあって、バニラビーンズの粒もちゃんと効いている。プリンらしいコクのある土台です。ホワイトチョコ層は薄いながらパリッと小気味よく、ソースとアイスの間で食感のアクセントになっている。森永製菓はチョコモナカジャンボをはじめ、お菓子×アイスの合わせ技が本当にうまい。キャラメルとなれば、やっぱり森永製菓の領分だなと感じます。
ちなみに、原材料には洋酒が使われていてアルコール分は0.3%未満。このわずかな洋酒が、キャラメルの香ばしさに大人っぽい奥行きを足しています。一日の終わりのご褒美に、という開発チームの推し方にも合点がいく仕上がり。
同じ「割って食べる」系では、森永乳業のVariche(バリッチェ)が思い浮かびます。あちらは天面の分厚いチョコをスプーンでバリッと砕く食感勝負のアイス。マミーレもホワイトチョコ層をパリッと割って食べるので、構造としては近い親戚です。ただ、森永製菓のマミーレは主役がソース、森永乳業のバリッチェは主役がチョコ。同じ“森永”でも会社が違い、攻め方も違うのがおもしろいところ。割って食べる体験型アイスというジャンルが、いま静かに盛り上がっています。
販売者は森永製菓株式会社(東京都港区)。製造所は日進乳業のアルプス工場(長野県駒ヶ根市)です。森永製菓のアイスは外部の乳業メーカーに製造を委託しているケースがあり、本商品も信州のアルプスのふもとで作られています。
栄養成分は1カップあたり、エネルギー198kcal、種類別はアイスクリーム(無脂乳固形分8.0%、乳脂肪分1.5%)という構成。
キャラメル好きは見かけたら即確保
森永製菓が4年と特許をつぎ込んだ“つゆだく”アイス、伊達ではありませんでした。香ばしいキャラメルソースのほろ苦さ、パリッとしたホワイトチョコ、卵感のあるカスタードアイス。混ぜて、絡めて、味と食感が刻々と変わっていく。最後のひと口までソースが涸れない満足感は、321円という価格に十分見合います!
キャラメル好きにはたまらない一品。コンビニ限定の期間限定なので見かけたらぜひ食べてみてください。
ソースの飛び出し&購入して持ち帰る際の向きだけ、くれぐれもご注意を。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!
























