こんばんは!アイスマン福留です。
ついに来ました!セブン-イレブン×ハーゲンダッツの人気シリーズ「ジャポネ」が、新たなステージへと進化を遂げました。その名も「スペシャリテジャポネ」。2013年のジャポネ誕生から12年――ハーゲンダッツが満を持して放つ新シリーズが、12月2日(火)からセブン-イレブン限定で発売です。
ハーゲンダッツ 『スペシャリテジャポネ 和紅茶バタークリームケーキ』
今回ご紹介するのは『スペシャリテジャポネ 和紅茶バタークリームケーキ』。ハーゲンダッツ史上初となる「和紅茶」を使用した、まさに和と洋が華麗に融合したアイスクリームスイーツです。
ジャポネとスペシャリテ、12年の歴史が結実した新シリーズ
「ジャポネ〈Japonais〉」シリーズは、ハーゲンダッツ ジャパン株式会社と株式会社セブン-イレブン・ジャパンの共同開発商品。2013年10月、ハーゲンダッツが特定小売業との共同開発に初めて踏み切った記念すべきシリーズです。商品名の「ジャポネ」はフランス語で「日本」を意味し、本格的な和の味わいにこだわったセブン-イレブン限定のアイスクリームデザートとして、これまでに数多くのフレーバーを世に送り出してきました。
一方、ハーゲンダッツの「スペシャリテ〈Spécialité〉」シリーズは2016年からコンビニエンスストア限定で展開されている冬期限定の高級アイスクリームデザートライン。ファセットカットを施した宝石箱のようなリッドが特徴で、「ピスタチオベリー」「抹茶のオペラ」「ノワゼットショコラ」など、ワンランク上の特別感を追求してきました。
今回はセブン-イレブンとの共同開発なので今までの「スペシャリテ〈Spécialité〉」とは異なりますが、「ジャポネ」が「スペシャリテジャポネ」に進化を遂げています。コンセプトは「和モダンな空間で楽しむ、和素材を使ったアイスクリームスイーツ」。そして注目すべきは、ハーゲンダッツ史上初となる「和紅茶」の採用。これまでの紅茶フレーバーはアッサム、ディンブラ、ダージリンなど海外産茶葉を使用してきましたが、今回は日本国内で栽培・加工された「和紅茶」、しかも「初摘み一番茶」を厳選使用。渋みが少なく、繊細で華やかな香りが特徴の和紅茶は、まさに「ジャポネ」の名にふさわしい素材です。
黒と金が織りなす、紅茶缶を彷彿とさせる気品
パッケージデザインは、豪華絢爛といった印象。蓋のデザインは黒を基調に、金色の和柄があしらわれた高級感溢れる仕上がり。まるで老舗の紅茶缶を思わせる気品が漂います。中央にはハーゲンダッツのブランドロゴと共に「Spécialité JAPONAISE」の文字、層構造のアイスクリームイメージが配置され商品の特別感を視覚的に訴えかけてきます。
そしてリッドにも注目。スペシャリテシリーズでおなじみの「ファセットリッド」が採用されています。ファセットカットとは宝石のカッティング方法で、いくつもの小さな面が幾何学的に組み合わされ、かすかな光も捉えてきらめく意匠。2016年の「ピスタチオベリー」で初採用されて以来、スペシャリテの象徴ともいえるこのリッドが、今回のスペシャリテジャポネにも継承されています。

カップ側面はゴールドを基調とした華やかなデザイン。黒地の蓋とのコントラストが美しくまるで高級ギフトのような佇まい。プレミアムアイスクリームの王者の風格を感じます。
内容量は102ml。ハーゲンダッツのミニカップ(110ml)に比べてややコンパクトですが従来のジャポネシリーズが99〜107ml程度だったことを考えると標準的な容量といえます。
価格は440円(税抜)、税込475円。これはコンビニアイス市場において最高価格帯に位置します。通常のハーゲンダッツミニカップが税込351円ですから、約35%のプレミアム。従来のジャポネシリーズ(350円台)からも約80円アップしていますが、コンビニ限定のスペシャリテシリーズ(450円台)と同等の価格設定です。
ちなみに、ハーゲンダッツは2023年4月に全商品を値上げ(ミニカップ295円→325円)し、2026年3月にはさらなる値上げ(ミニカップ325円→345円)が予定されています。原材料費、包装資材、エネルギー費、物流費、人件費の継続的な上昇が理由ですが、そうした環境下でも「ワンランク上のご褒美アイスクリームスイーツ」としての価値を追求する姿勢がこの価格設定に表れています。
銀粉シュガーがきらめく、宝石のような天面
内蓋(タンパーエビデンス)はハーゲンダッツのブランドロゴ入り透明フィルム。フィルム越しに、すでに茶褐色のソース&銀粉がうっすらと見えます。

フィルムをはがすと――そこには艶やかなミルクティーソースが天面を覆い尽くしています。そして、その上にキラキラと輝く銀粉シュガー!まるで夜空に散りばめられた星のよう!

この銀粉シュガー、実は着色料として「銀箔」が使用されています。原材料表示を見ると「着色料(銀箔)」の文字。食べられる銀箔をシュガーにまとわせることで、この輝きを実現しているのです。視覚から楽しませてくれるハーゲンダッツの演出、さすがとしか言いようがありません。
和紅茶の華やかな香りと、バタークッキーのコク深い甘みが織りなす三重奏
冷凍庫から取り出して10分ほど放置。アイスクリームが程よくやわらかくなったところで、スプーンを入れます。
ひと口食べると、まず天面のミルクティーソースがとろり。和紅茶の華やかな香りがふわっと広がり、繊細でまろやかな和紅茶の風味。渋みがほとんどなく、ほのかな甘みを感じます。これが「初摘み一番茶」の実力か…。続いて現れるのは、和紅茶アイスクリーム。ミルクティーソースよりも紅茶の風味がしっかりと感じられ、でも決して強すぎない。ハーゲンダッツならではの濃厚なミルク感と相まって、上品なロイヤルミルクティーのような味わいです。
そして下層に待ち構えるのは、バタークッキー入りのバターアイスクリーム。ここでガラリと表情が変わります。香ばしいバターの風味が口いっぱいに広がり、サクッとしたクッキーの食感がアクセントに。リッチでコク深い甘みが紅茶の繊細な香りを支えます。
三層を一緒にすくって食べると、これがまた絶妙。和紅茶の華やかさ、ミルクティーソースのまろやかさ、バタークッキーの香ばしさが三位一体となって、口の中で複雑な味わいのハーモニーを奏でます。まさに「バタークリームケーキ」の味。これはシンプルなアイスクリームでは味わえないスイーツ仕立てならではの贅沢と言えます。食べ進めるごとに変化する味わいも楽しい。上から順に食べれば紅茶の繊細さからバターのリッチさへ。混ぜて食べれば一体感のある贅沢なミルクティーケーキ。「自分好みの食べ方」を探る楽しさもこのアイスクリームの魅力です。
ハーゲンダッツ ジャパン、素材へのこだわり
製造者はハーゲンダッツ ジャパン株式会社、製造所は群馬県高崎市新町にあるタカナシ 乳業 群馬工場。
原材料の筆頭には「クリーム(生乳(北海道))」の文字。ハーゲンダッツが誇る北海道産の乳材料が、このアイスクリームの土台を支えています。乳脂肪分11.0%、種類別は最高グレードの「アイスクリーム」。
和紅茶は2箇所に使用されています。「和紅茶ミルクソース」と「和紅茶」単体。初摘み一番茶を厳選使用とのことで、4月下旬〜5月下旬に摘まれるその年最初の茶葉を使っています。一番茶は旨み成分「テアニン」が二番茶の約3倍含まれ、渋みが少ないのが特徴なのだとか。この徹底されたこだわりは同社が掲げる「Dedicated to Perfection(完璧を目指す)」という理念を体現しています。
2013年に始まったジャポネシリーズは、当初は抹茶・きな粉・黒蜜・あずきといった「純和風」路線でした。それが12年の歳月を経て、和洋融合のスタイルへと進化。そして今回、「スペシャリテジャポネ」という新たなステージへ。
ハーゲンダッツ史上初の「和紅茶」採用は、まさに和モダンの世界観そのもの。税込475円という価格は、コンビニアイス市場の最高峰ですが、年に一度のご褒美&贅沢と考えれば価値は十分にあります。
2025年の年末、自分へのご褒美に。大切な人との特別なひとときにいかがでしょうか。
気になる方はお近くのセブン-イレブンでGETしてください!数量限定ですのでお早めに。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!
(参考)セブンイレブン × ハーゲンダッツ
| 発売年 | フレーバー | 発売年 | フレーバー |
| 2013年10月 | 抹茶アズキ | 2018年6月 | あずき重ね ~きなこ練乳仕立て~ |
| 2014年6月 | バニラ&きなこ黒蜜 | 2018年9月 | 抹茶あずき黒蜜 |
| 2014年11月 | 苺アズキ | 2019年9月 | 抹茶パイ~ほのかな黒蜜~ |
| 2015年6月 | 抹茶きなこ黒蜜 | 2019年10月 | ほうじ茶きなこ黒蜜 |
| 2015年10月 | 和栗あずき | 2020年7月 | きなこのティラミス |
| 2016年6月 | 黒蜜きなこアズキ | 2021年12月 | 和栗のモンブラン |
| 2016年10月 | くるみ黒蜜こしあん | 2022年12月 | オペラ~ほうじ茶仕立て~ |
| 2017年7月 | ダブル抹茶 ~練乳黒みつ~ |
2023年12月 | ジャポネ クリスピーサンド <お濃い抹茶ラテ> |
| 2017年10月 | バニラ&きなこ黒蜜 ~濃厚仕立て~ |
2024年12月 | キャラメルノワゼット |
| 2025年12月 | スペシャリテジャポネ 和紅茶バタークリームケーキ |






















