どうも!アイスマン福留です。
セブン-イレブンから、この秋、大注目の商品が登場したのでご紹介します!
ロッテ『あんづつみ』
ロッテから、セブン-イレブン限定で登場した「餡あんづつみ」。これはとんでもない商品です。
こしあん党に捧ぐ、「餡あんづつみ」がアイス業界に新風を吹き込む
冬アイスのパイオニア「雪見だいふく」でおなじみのロッテが、今度はおもちではなく、こしあんでアイスを包むという大胆な発想で勝負に出ました。北海道十勝産小豆を使用し、ひとつひとつ丁寧に仕上げられた2個入りの新感覚アイスです。これは、冬季にセブン-イレブン限定で販売されている「アイスまるごと生チョコ包み」に続く、包み系アイスの新境地といったところ。価格は300円(税込)で、2025年9月9日から全国のセブン-イレブン限定で販売。
和の美意識を纏ったパッケージデザイン
パッケージは、おなじみの雪見だいふくを彷彿とさせる形状。左側の深い紺色の背景に白抜きの「餡」の文字が入った暖簾風のデザインが印象的です。黄金色の帯には「あんづつみ」の文字が配されています。断面写真では、こしあんとバニラアイスの美しいコントラストが見事に表現されており、まるで「おはぎ」のようなビジュアル。これは和菓子好きにはたまりません。
内容量は82ml(41ml×2個)で「雪見だいふく」と比べるとやや小ぶりなサイズ。
真っ白なトレーに収められた2つのアイス(あんづつみ)は、まるで高級和菓子のような佇まい。付属のゴールドのフォークが、ちょっとした特別感を演出しています。
種類別はアイスクリーム規格で、乳脂肪分8.0%という本格派です。
艶やかなこしあんの衣をまとった魅力的なビジュアル
トレーから取り出すと、深い小豆色のこしあんが艶やかに輝いています。表面は見るからになめらか。まるで和菓子職人が丹精込めて作った上生菓子のような美しさです。
こしあんとバニラの至福のマリアージュ
フォークを入れた瞬間、こしあんのしっとりとした抵抗感がたまりません。
断面を見ると、約3〜4mmの厚さのこしあんが、真っ白なバニラアイスを優しく包み込んでいます。
食べてみると、まずはこしあんの上品な甘さが舌の上でゆっくりと広がり、続いてホイップのようにクリーミーなアイスクリームのミルキーな味わいが追いかけてきます。
こしあんは、きめ細やかでなめらか。小豆本来の風味を活かしながら、甘さは控えめに仕上げられています。
こしあんは伊勢名物 赤福のような食感
少し溶かして食べると、あんことアイスクリームがよりクリーミーになり、まるで三重県伊勢の名物「赤福」を思わせる味わいと食感が楽しめます。冷凍庫から出して5分ほど置くと、こしあんがわずかに柔らかくなり、アイスとの一体感がさらに増し、和菓子を食べたあとのような満足感が得られます。
製造は株式会社ロッテの九州工場。雪見だいふくで培った「包む」技術のノウハウを、こしあんという新たな素材で昇華させました。アイスクリームをこしあんで包むという前代未聞の挑戦は、温度管理から成形まで、相当な開発努力があったことが想像できます。過去にセブン-イレブン限定で販売された「アイスまるごと生チョコ包み」の開発も、きっと大変だったのでしょう。
日本のアイス史に刻まれる名作
こしあん好きにとって、これはもはや事件といってもいいでしょう。和菓子の世界とアイスクリームの世界を見事に融合させた「餡あんづつみ」は、ロッテのアイス史だけでなく、日本のアイス史に残る革新的な商品として記憶されることでしょう。
温度によって変化する食感、こしあんとバニラアイスが織りなす味わいの調和、そして何より、日本人の心に響く和の美意識が感じられます。原材料費や包材、エネルギーコストの上昇が続くアイス業界において、300円という価格設定も納得の品質。9月9日発売。こしあん党の皆さんはお見逃しなく。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!