100～199kcal アイスバーカシスクランベリーチョコレートフル－ツ期間限定果汁入り森永乳業氷菓

PARM（パルム）ジェラートショコラ＆深紅のベリー

2025.06.11 / 最終更新日：2025.06.11

人気のパルムジェラートシリーズに新作が登場したのでご紹介します！

森永乳業『PARM（パルム）ジェラートショコラ＆深紅のベリー』

大人気のパルムから期間限定商品が登場です。今年で5年目を迎えるパルムジェラートシリーズに、また新たなフレーバーが加わりました。それが『PARM ジェラートショコラ＆深紅のベリー』です。パルムジェラートシリーズは、筆者が勝手に「夏パルム」と呼んでいる夏季限定の特別ライン。今回は待望のチョコレートベースということで、期待値は最高潮です！それでは、詳細なレビューをお届けします。

パルムとは

2005年に発売された人気アイス「パルム」は、“日常のちょっとした贅沢”をコンセプトにした、口どけの良いコーティングと滑らかなアイスが口の中で同時に溶け合う大人のための上質なバーアイスです。多くのロングセラーアイスが昭和時代に生まれた中で、平成生まれのパルムは比較的”若手”にあたります。それでも、他のロングセラーアイスと肩を並べるほどの存在感を持ち、圧倒的な人気を誇るアイスバーです。

パルムジェラートとは

まず、この「パルムジェラート」シリーズについて触れておきましょう。あの大人気アイス「PARM（パルム）」のDNAを受け継ぎつつ、氷菓規格で“夏に寄り添う”存在として2021年に誕生したシリーズです。

「PARM（パルム）」が、なめらかでコクのあるアイスクリームを口どけのよいチョコでコーティングしたバーアイスであるのに対し、パルムジェラートは氷菓規格で暑い季節にぴったりの爽やかな味わいが特徴です。まるでジェラート専門店で味わうかのような、ねっとりとなめらかな食感が楽しめるジェラート仕様のアイスバーです。僕は勝手に「夏パルム」と呼んでいます。昔、パルムシリーズで発売されたジュレコーティング仕様の「ピュレコーティング（Puree coating）」や「フルーツパルム」を思い出します。これらの商品は果汁を使ったジューシーで爽やかなフルーツコーティングとアイスの組み合わせでしたが、パルムジェラートは内側がジェラートになっています。

パルムジェラートシリーズの歴代フレーバーをおさらいすると……

第1作：ミックスベリー（2021）、第2作：巨峰（2022）、第3作：白桃（2023）、第4作：ルビーベリー（2024春）、そして、第5作が今回のショコラ＆深紅のベリー。

ついに、チョコを主役にしたフレーバーが登場しました。チョコレート好きにも嬉しいですね！

パッケージデザインに宿る、果実の官能

袋を開ける前から心がざわつきます。真紅の果汁をイメージさせるビジュアルに、チョコレートの深い光沢。背景にはカシスとクランベリーの実が散りばめられ、まるで高級パティスリーのボックスを手にしたような喜びを覚えます。

袋を開けると、漆黒に近いベリーの微笑み

袋を開けると、目に飛び込んでくるのは紫がかった濃厚な赤。昨年発売された「ルビーベリー」よりも深い色合い。
まさに「深紅」と呼びたくなる、吸い込まれるような色合いです。

そして、香り。鼻をかすめるのは、甘さではなく酸味の予感。

カシス果汁5%、クランベリー果汁を5%使用して仕上げた深紅のベリー果汁コーティングです。

チョコレートとベリーの相性が抜群

外側のベリー果汁コーティングは、噛んだ瞬間にパリッと割れるというより、通常のパルムと同じくしっとり溶けて染み込むタイプ。口の中で溶け、カシスの深い酸味とクランベリーの華やかな甘酸っぱさが広がります。その味わいはまるで果実を頬張ったようなジューシーさ。ベリー系フレーバーが好きな人にはたまりません。

中から現れるのは、ねっとり濃密なチョコジェラート。種類別は氷菓ですが、とっても濃厚。まるで生チョコをすくって食べているような味わいと食感。比較的マイルドで食べやすいチョコ味です。ジェラートらしい空気の含んだねっとり食感で、外側のベリー果汁コーティングとの相性も抜群。ひとくち、またひとくちと進めるごとに、温度で食感も変わっていくのも楽しい。