こんばんは!アイスマン福留です。
ハーゲンダッツ ミニカップシリーズから贅沢な新フレーバーが登場したのでご紹介します。
ハーゲンダッツ ミニカップ『コーヒークッキーサンデー』
今回紹介するのは、ハーゲンダッツから5月27日に期間限定で発売された「コーヒークッキーサンデー」。全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストアで販売されています。近年の大人向けフレーバーブームに乗り、コーヒーとチョコレートのマリアージュを追求した意欲作です。ハーゲンダッツらしい贅沢感を保ちながら、夏にふさわしいすっきりとした味わいを目指したという開発陣のこだわりが随所に感じられる一品です。
パッケージデザイン
パッケージは、ハーゲンダッツお馴染みのミニカップ容器にハーゲンダッツのコーポレートカラーであるバーガンディレッドのフタを採用しています。フタのラベルには、グラスに盛られたサンデーの写真が配置され、フレーバーのイメージをビジュアル的に表現。チョコレートクッキーの黒い粒々やチョコソースが織りなすサンデーらしい立体感が見事に表現されています。緑色の期間限定ラベルも目を引く要素の一つ。デザインの中にハーゲンダッツのロゴがブランドらしさを上品に演出しています。
サイズと形状
内容量は110mlで、ハーゲンダッツの標準的なミニカップサイズ。容器はプラスティック製のフタと紙製カップという仕様。
プラスチック製のフタを開けると、半透明フィルム(タンパーエビデンス)で保護されています。商品を流通させる上でこのフィルムは品質保持には欠かせません。ハーゲンダッツロゴのマークが散りばめられたこのフィルムからもそのこだわりが感じられます。
フィルムを剥がすとコーヒーの香りが
フィルムを剥がすと、まず目に飛び込むのは表面に描かれた美しいチョコレートソースのライン。スパイラル状に渦を巻くチョコソースが、カフェメニューを彷彿とさせる仕上がり。アイスクリーム本体は、コーヒーらしいベージュ色をベースに、黒いチョコレートクッキーの粒々が星座のように散りばめられています。ふわっと立ち上るコーヒーの香りがたまりません。
ハーゲンダッツ・モーメント
プーンを入れた瞬間、ハーゲンダッツらしい硬さと密度を感じます。口に含むと、まずコーヒーアイスクリームの豊かな風味が舌全体にじんわりと広がります。ハーゲンダッツは「ハーゲンダッツ・モーメント」と呼ばれる”ハーゲンダッツを口にしたときの至福の瞬間”を大切にしていますが、今回のフレーバーも、ひとくち食べた瞬間にまさにその哲学を体現していました。
コーヒー豆の香ばしさと程よい苦味が絶妙なバランスで調和し、ミルクのまろやかさが後味に続きます。さらに、塩味を効かせたチョコレートソースがアイスクリームの美味しさを引き立て、甘さを引き締めます。カカオマスを配合したソースは本格的な深みがあり、単なる甘いチョコレートとは一線を画す仕上がりです。
チョコレートクッキーの存在感も見逃せません。ココアとカカオマスが生み出すほろ苦さは、コーヒーアイスクリームと見事に調和しながらも、独自の個性を主張。食感はサクサクとした軽やかさがあり、口の中で噛み砕く度に香ばしさが広がります。クッキーの粒は適度な大きさ。この食感の楽しさも本商品の魅力。甘すぎず苦すぎず、まさに大人のためのコーヒーサンデー。暑い夏の日にも重すぎることなく、最後まで飽きることなく楽しめます。
製造・販売はハーゲンダッツジャパン株式会社が手がけ、製造は高崎のタカナシ 群馬工場で行われています。このアイスの主役である乳原料は北海道の根釧地区、特に浜中町を中心とした地域から調達されています。この地域は、牧草の育つ土壌からこだわり、乳牛のストレスを極力減らした環境で飼育されているという徹底ぶり。ミルクへのこだわりは原料調達から始まっているのです。そして、そのミルクの個性を最大限に引き出すべく、加える材料を最小限に抑えた製法はハーゲンダッツの哲学そのもの。
ハーゲンダッツ「コーヒークッキーサンデー」は期間限定商品で、コーヒー好きには見逃せない逸品です。単なるコーヒーアイスではなく、サンデーをイメージした構成により、複合的な食感と味わいの多層性が楽しめます。特に塩味チョコレートソースの絶妙な塩梅がたまりません。
351円(税込)という価格は決して安価ではありませんが、原材料高騰の現状とハーゲンダッツブランドの品質、そしてこの完成度を考慮すれば妥当な価格設定といえるでしょう。コーヒー好きなら一度は味わってほしい、夏におすすめのアイスクリームです。店頭で見かけたら、ぜひお試しください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!