どうも!アイスマン福留です。
冷たい和菓子「あいすまんじゅう」から新作が登場!
丸永製菓『あいすまんじゅう チーズ』
みなさん、「あいすまんじゅう」はご存じでしょうか? 実はこのアイス、昭和37年生まれの大ベテランなんです。福岡県に本社を構える丸永製菓が60年以上も大切に育ててきた、いわば和スイーツ界の長老とも言える存在。そんなロングセラーアイス「あいすまんじゅう」から、秋冬限定の新フレーバーが登場しました。
「あいすまんじゅう」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、やっぱり王道の味「北海道あずき」ではないでしょうか。北海道産の小豆を贅沢に使った餡を、練乳たっぷりのバニラアイスで包み込んだ一品。まさに冷たい和菓子。今回の新作は、そんなあいすまんじゅうの定番の味をさらに一歩進めた意欲作。なんと、クリームチーズを使っています。小豆あんの深い味わいに、クリームチーズのコクと酸味が加わる。これ、まさに和洋の蜜月関係じゃありませんか?(笑)
パッケージデザインは、高級感漂う深い青を基調に、白、赤、金を使ったトリコロールカラー。まるで、和菓子がパリジェンヌに変身したかのよう!洗練された雰囲気が、思わず手に取りたくなる魅力を放っています。
袋を開けると、中の餡が程よく透けて見えるアイスまんじゅうが顔を出します。90ミリリットルというコンパクトなサイズですが、手に取るとしっかりとした重さを感じます。昔のファンの方なら、少し小ぶりになったことに気づくかもしれません。
このアイスの形、実は丸永製菓が本社を構える福岡県の県花である梅をモチーフにしています。上から見ると、その梅の花の形がはっきりと分かります。
あいすまんじゅうは長い歴史の中で進化を重ねてきました。以前はアイスクリーム規格でしたが、溶けやすさなどの課題を克服するため、現在のラクトアイス規格に落ち着いています。おいしさを保ちつつ、扱いやすさも追求した結果ですね。
口に運ぶと、まず感じるのはクリームチーズアイスのなめらかな口当たり。隠し味の塩とレモンが、クリームチーズの風味を見事に引き立てています。そして、小豆あんの自然な甘さがチーズの濃厚さと溶け合い、絶妙なハーモニーを奏でます。
自社炊きの小豆を使った餡は、程よい粒感とねっとりとした食感が特徴。これぞ、あいすまんじゅうの真骨頂と言えるでしょう。和菓子屋として創業した丸永製菓の技が光る餡の味わいが、チーズアイスのすっきりとした後味と絶妙なバランスを保ちます。一口ごとに和と洋の味が交互に主張し合い、最後まで飽きることなく楽しめます。チーズアイスのほのかな塩気と小豆の甘みが口中で融合する瞬間は、まさに和洋折衷の妙。
冷たいアイスでありながら、どこか懐かしさを感じさせる温かみのある味わい。今回のフレーバーはクリームチーズという洋の要素が加わったことで、従来のあいすまんじゅうとは一線を画す新たな魅力を持つ一品に仕上がっています。
価格は170円(税込183円)。隠し味に使われている塩とレモン果汁がいい仕事をしています。
60年の歴史を誇りつつ、常に新たな味わいへの挑戦を続ける丸永製菓の「あいすまんじゅう」。まさに日本のアイス文化の進化を体現する、和魂洋才のアイスと言えるでしょう。今回の新作は、軽やかなチーズアイスと甘美な小豆あんが織りなす絶妙なハーモニーが特徴。クリームチーズ本来の風味を巧みに活かした最新フレーバーをぜひ味わってみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!