ども!アイスマン福留です。
九州のソウルアイス「ブラックモンブラン」と、国民的人気キャンディ「ミルキー」。その2大ブランドがタッグを組んだ新作が登場です。
竹下製菓『ブラックモンブラン milky』
今回紹介する「ブラックモンブランmilky」は、竹下製菓の看板アイス「ブラックモンブラン」と、不二家のロングセラーキャンディ「ミルキー」がコラボした一品。2025年5月26日から、西日本と関東のコンビニ・スーパーなどで順次発売されています。
きっかけになったのは両社の関係性。2024年に不二家が発売した「ペコちゃんがつくった生クリームアイス」の製造を竹下製菓が担当していて、そのつながりから今回のコラボが実現したそうです。アイス版に先立って、2025年5月20日には不二家のドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」で「ブラックモンブランmilkyドーナツ」も発売されていて、ドーナツとアイス、両面からの仕掛けになっています。
不二家ミルキーは、2026年で発売75周年。あの練乳の濃いミルク感を、ブラックモンブランのザクザククランチで包んだら…想像するだけでたまりません。
コラボ街道まっしぐらのブラックモンブラン
ブラックモンブランのコラボ攻勢は、ここ数年でとんでもない勢いになっています。2025年だけでもAMAZING COFFEEとの「チョコモーモー」、ガンダム(いちご味)、有楽製菓「ブラックサンダー」、NO COFFEEとの「ノーブラックモンブラン」、コメダ珈琲店と、ほぼ毎月のようにニューフェイスを出してきました。2026年4月にはビアードパパとの「パイシュークリーム味」も記憶に新しいところ。1969年生まれの九州ご当地アイスが、いまや全国区のコラボ常連です。
| 発売時期 | 商品名 | コラボ先 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 2025年5月 | ブラックモンブラン×ガンダム(いちご味) | ガンダム | 194円 |
| 2025年7月 | ブラックモンブラン ブラックサンダー | 有楽製菓 | 194円 |
| 2026年4月 | ブラックモンブラン パイシュークリーム味 | ビアードパパ | 194円 |
| 2025年5月 | ブラックモンブランmilky | 不二家 | 194円 |
価格は194円で、近年のコラボ版とぴったり横並び。通常のブラックモンブランより少し上乗せされていますが、不二家とのコラボを考えれば納得の値づけです。
赤いミルキーパッケージに、雪山とペコちゃん
パッケージは、ミルキーでおなじみの赤を基調にしたデザイン。中央には白い筆記体の「milky」ロゴ、その下にブラックモンブラン定番のカラフルなロゴが並びます。右側にはクランチをまとったアイスの断面写真がしっかり。
注目したいのは左側のペコちゃん。雪をかぶったモンブランの山を背景に、ペコちゃんがブラックモンブランのアイスを手にして立っています。見方によってはペコちゃんが巨人に見えます(笑)。山と巨人の組み合わせ…世代によっては、あの丸大食品「ハイリ ハイリ フレ ハイリホー♪」のハンバーグCMを思い出しちゃう人もいるかも。(え?僕だけ?)
通常版より小ぶりな90ml
袋から取り出すと、全身をクランチで覆われたいつものシルエット。内容量は90mlです。通常のブラックモンブラン(109ml)と比べると、ひとまわり小ぶり。アイスの縦の長さが短い分、棒が目立つので、昔から食べ慣れた人ほど「あれ、ちょっと小さい?」と感じるサイズ感です。
とはいえ、近年のコラボ版はこの90ml前後が定番。パイシュークリーム味も90mlでしたし、大人がひとりで一本食べ切るにはちょうどいい分量です。
クランチは健在、でも中身が真っ白
アイスにはクランチがたっぷり。これでもかと表面を覆い尽くしています。ところどころ白いピーナッツのかけらも見えます。チョコレートコーティングの厚みもしっかりあって、クランチとの一体感は文句なし。相変わらずクランチはこぼれやすいのでご注意を。
断面は真っ白!!!まさに雪山です。
真っ白なアイスの中心部には、とろりとしたミルキーソースが仕込まれていて、白いミルクアイスの中に、もう一段濃いミルクのコクが潜んでいます。
竹下のアイスは山で表現しがち
ブラックモンブランの名前の由来を知っていると、この白さがちょっと感慨深い。創業者の竹下小太郎前会長が、フランス・シャモニーでアルプス最高峰モンブランの真っ白な雪山を見て、「この白い山にチョコレートをかけたら、さぞうまいだろう…」と思いついたのが原点。つまりブラックモンブランの白いアイスは、もともと雪山に見立てたもの。真っ白なアイスは、ある意味、原点回帰の雪山とも言えます。
ちなみに姉妹商品の「ミルクック」も山が由来。北半球の最高峰モンブランに対して、南半球ニュージーランドの「クック山」から名前を取っています。竹下製菓のアイスには、登山好きだった創業者の山愛がしっかり刻まれています。
ミルクのコクと、ピーナッツクランチの香ばしさ
かじった瞬間、外側のクランチがザクッと小気味よく砕けます。この食感はブラックモンブランの真骨頂。ピーナッツの香ばしさがふわっと立ち上がって、すぐに濃いミルク感が追いかけてきます。
通常版のさっぱりしたバニラと違って、こちらはミルクが濃く感じます。ねっとりした練乳のような甘さが舌に残り、そこへ中心のミルキーソースが合流すると、コクがもう一段深まります。あのミルキーを、そのままアイスにしたような味わい。香ばしいクランチとミルクの相性が抜群で、甘さの中に香ばしさのアクセントが効いて飽きがきません。
この味の違い、原材料を並べて比べてみました。通常版は卵黄と酸味料を使っているのに対し、milky版はどちらも使っていません。通常版の卵黄は、バニラアイスにコクと、ほんのり黄みがかったクリーム色を与えています。これを抜いているから、milky版の断面はあそこまで真っ白なんですね。酸味料も通常版だけ。ごく微量ながら、甘さを引き締めて後味をすっきりさせる役割を担っています。milky版はこれを使わず、ミルクの甘さをまっすぐ届ける方に振っています。
筆頭原材料の並びも対照的。通常版はクッキーの次がチョコレートコーチングですが、milky版はクッキーの次が乳製品。チョコや油脂よりミルクを優先した配合で、コーティングにも全粉乳を加えてミルク寄りのまろやかさを足しています。卵黄のコクと酸味のキレで仕立てたさっぱりバニラが通常版なら、卵黄も酸味も削ってミルクのコクに全振りしたのがmilky版といったところでしょうか。外側は同じでも、中身は「バニラのキレ」と「ミルクのコク」で性格がくっきり分かれています。
種類別はアイスミルク。無脂乳固形分8.0%、乳脂肪分3.5%、植物性脂肪分4.0%という数値で、乳固形分がしっかり多め。この配合が、濃いミルク感を支えています。チョコ・クランチ・ミルクアイス・ミルキーソースと、甘い要素を重ねながらも、ピーナッツの塩気と香ばしさが全体を引き締めている。よくできたバランスです。
関東圏では、クランチアイスバーといえばセンタンのチョコバリが長年おなじみでした。最近はそこに竹下製菓のブラックモンブランの取り扱いもじわじわ増えてきていて、関東でも手に取りやすくなっています。
つくるのは九州・佐賀の竹下製菓
製造者は竹下製菓株式会社、製造は佐賀県小城市の冷菓工場です。1969年にブラックモンブランを世に送り出して以来、九州のアイス文化を支えてきた老舗。「できるだけ安くておいしいものを」というモットーで、手頃な価格の名作を生み続けています。
ミルキー75周年と、九州アイスの幸せな出会い
ブラックモンブランmilkyは、ザクザクのクランチという竹下製菓の十八番に、不二家ミルキーの濃いミルク感を掛け合わせた一本。通常版のさっぱりバニラとはまったく違う、ミルク全振りの満足感があります。ミルキーと同じ練乳を使ったアイスだと知ってから食べると、その真っ白な雪山みたいな見た目が、いっそうおいしく見えてくるはず。
194円で買えるコラボとしては完成度が高く、ブラックモンブラン好きにもミルキー好きにも刺さる仕上がり。西日本・関東エリアのコンビニやスーパーで見かけたら、ぜひ食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!





















