どうも!アイスマン福留です。
あのアイスが帰ってきました。セブン-イレブンの大ヒットデザート「イタリアンプリン」をアイスバーにした、アンデイコの名作です。
アンデイコ『イタリアンプリンアイスバー』
セブン-イレブンの「イタリアンプリン」といえば、2019年12月に初登場して一大ブームを巻き起こしたチルドデザート。マスカルポーネチーズを使った固めのねっとり食感が衝撃的で、発売直後に店頭から姿を消すほどの人気でした。2020年に入っても再販を繰り返し、ファミリーマートからも「ねっとりイタリアンプリン」が同時期に発売されるなど、コンビニ各社がイタリアンプリンを追いかける状況に。
そのブームのさなか、2020年9月にアンデイコ(栄屋乳業)がアイスバー版を投入したのがこの「イタリアンプリンアイスバー」です。セブン-イレブン先行発売ながら、SNSで爆発的に話題になり品薄状態に。翌2021年3月にはマスカルポーネを増量してリニューアル復活しています。
ちなみに赤城乳業もほぼ同時期の2020年11月に「イタリアンプリン」という名前のアイスバーをリリースしています。名前もコンセプトもそっくりですが、製造メーカーも味も別物。以前の記事でも書きましたが、赤城乳業と栄屋乳業はねっとり系アイスバーの分野で類似商品を多数出しているライバル同士。BLACK vs ジュンヒットチョコの関係にも通じるエモさがあります。
アンデイコの「イタリアンプリンアイスバー」はその後、名前を「喫茶店のレトロプリンアイスバー」に変えてファミリーマートで展開する時期もありましたが、今回は原点回帰。「イタリアンプリンアイスバー」の名前でセブン-イレブンに久々の再登場です。
2026年5月5日から全国のセブン-イレブンで順次発売。価格は170円(税込183円)。初代・2021年版がともに140円(税込151円)だったので、30円のアップ。原材料費の高騰が続くアイス業界の事情を考えれば、この程度の値上がりでクオリティを維持しているのはむしろ頑張っている方です。
イタリアンプリンアイスバー 価格・カロリー比較
| 商品名 | 発売日 | 価格(税込) | 内容量 | カロリー | 種類別 |
|---|---|---|---|---|---|
| イタリアンプリンアイスバー(初代) | 2020年9月1日 | 151円 | 60ml | 155kcal | アイスミルク |
| イタリアンプリンアイスバー(マスカルポーネ増量) | 2021年3月16日 | 151円 | 60ml | 164kcal | アイスミルク |
| イタリアンプリンアイスバー(2026年版) | 2026年5月5日 | 183円 | 60ml | 167kcal | アイスミルク |
クラフト紙風パッケージ、プリン写真が復活
パッケージはおなじみのクラフト紙風デザイン。ベージュの素朴な地に、ブラウンの文字で「イタリアンプリンアイスバー」と大きく配置されています。お皿に乗ったイタリアンプリンのイメージ写真と、アイスバーの断面カットが並んでいて、どんな商品なのかが一目でわかる構成。「ねっちり、固めプリン」のキャッチコピーも目を引きます。
2021年のマスカルポーネ増量版ではイタリアンプリンのイメージ写真がなくなっていたので、今回はその復活。イタリア国旗の3色も健在で、商品名の右側にさりげなく添えられています。全体的にシンプルですが、伝えるべきことがしっかり伝わるデザイン。
カラメル色のスリムなアイスバー
袋から取り出すと、スリムなアイスバーが登場。60mlはアイスバーとしてはかなり小ぶりで、手に取ると「小さいな…」と感じるかも。ただ、この商品は中身の濃さで勝負するタイプなので、小ささはデメリットになりません。
表面をカラメルカラーのコーティングが覆っていて、下半分からはクリーム色のプリンアイスがのぞいています。茶色とクリーム色のグラデーションがきれいで、見た目から「イタリアンプリンっぽさ」がストレートに伝わってきます。表面にはうっすら横線のテクスチャーが入っていて、つるんとした質感。先端に向かってやや細くなるのは、アンデイコのアイスバー特有のフォルムです。
とろっとろの断面
断面は、カラメル色の外側の下になめらかなクリーム色のプリンアイスがぎっしり。層の境目がグラデーション状に溶け合っていて、少し溶かしてから食べると、もうとろっとろ。アイスの先端からしたたり落ちるほどのなめらかさです。
これは冷凍庫から出してすぐのカチカチ状態で食べるのはもったいない。5分ほど置いてからがおすすめ。アンデイコのアイスバーはどれもそうですが、少し溶かすことで本来のねっとり食感が一気に開花します。
ねっちり濃厚、カラメルのほろ苦さがたまらない
かじった瞬間、表面のカラメルコーティングがほろ苦い。この苦みが甘さを引き締めてくれて、そこからプリンアイス本体の味わいが広がっていく流れが絶品。
卵黄のコクとチーズの風味、洋酒のふんわりとした香りが一体になって押し寄せてきます。食感はまさに「ねっちり」。アイスなのにもったりとした弾力があって、噛むとむちっ、舌の上ではねっとり。カタラーナを凍らせたような、あの独特の口当たり。これは他のメーカーにはなかなか出せません。
初代の頃のレビューで「本家イタリアンプリンを超えるおいしさ」と書きましたが、今回もその感想は変わらず。甘さは控えめというほどではないけれど、カラメルの苦みとチーズのコクがバランスを取ってくれるので、くどさがない。60mlという小ぶりなサイズも結果的にちょうどよくて、最後のひと口まで飽きずに食べ切れます。
今回のカロリーは167kcal。初代の164kcalから3kcal増えています。
製造は愛知の老舗・栄屋乳業
製造者は栄屋乳業株式会社。愛知県岡崎市に本社を置く、1946年創業のデザートメーカーです。シューアイスで国内シェア90%以上を誇る隠れたトップメーカーで、セブン-イレブンのPB商品「まるで完熟マンゴー」や「まるで完熟白桃」など、フルーツバー系のヒット商品も多数手がけています。
日本で唯一、アイスクリーム、シュークリーム、プリンを同一工場で製造できるデザートメーカーというのが栄屋乳業の強み。プリンの製造ノウハウを持つメーカーがプリンアイスを作るのだから、そのクオリティは折り紙付き。
やっぱりおいしい。プリン好きの定番アイスバー
初代から約6年。「イタリアンプリンアイスバー」の名前でセブン-イレブンに帰ってきたこのアイス、改めて食べてもやっぱりおいしい。固めプリンブームが落ち着いた今でも、ねっとり感と卵のコクの濃厚さは色褪せていません。170円(税込183円)という価格は初代から約20%のアップですが、アイス業界全体の値上がりを考えれば十分にお手頃。
赤城乳業も「純喫茶風レトロプリン」や「至福のカスタード」でプリン系アイスバーを展開し続けていますし、プリンアイスの市場自体がしっかり根付いています。その火付け役のひとつが、間違いなくこのアンデイコの「イタリアンプリンアイスバー」と言えます。プリン好き、カスタード好きなら見逃せない一本。セブン-イレブンで見かけたら、ぜひ食べてみてください。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!






















