昔なつかしアイスクリン

コンビニアイス評論家のアイスマン福留です。

今回ご紹介するアイスは、オハヨー乳業の、復刻版 昔なつかしアイスクリン。

きっとパッケージに見覚えのある人も多いと思います。

そう、この「昔なつかしアイスクリン」は、とっても人気がありました。

1988年当時のパッケージを再現した復刻版商品です。

アイスクリンは昔は多くのメーカーが販売していましたが、現在は消費者の高級品志向なども関係し、アイスクリンも随分減ってしまいました。

とは言っても、高知県なんかだと今でもポピュラー!その他の地域では特産品のような扱いで販売されています。

こうして都内のコンビニで買えるのはやっぱり嬉しいですね。

シンプルなデザイン、イラストがレトロな雰囲気をかもしだしていていいですね!

(アイスクリンはオハヨー乳業以外にも他のメーカーでもラインナップがあります。)

全体を見るとこんな感じ。

昔、僕がよく買って食べたアイスクリンはドーム型&コーンのタイプでした。

フタをあければ黄みがかったアイスクリンが登場。

「あいすくりん」ってかわいい名称ですよね。

この名前、アイス好きの人は既にご存知かもしれませんが、アイスクリームの父と呼ばれる町田房蔵という人が、

明治2年に日本ではじめてアイスクリームを横浜馬車道通りで製造販売しました。その時の名称が「あいすくりん」。

正確に言うと、あいすくりんという言葉はその前にも使われているのですが、長くなってしまうのでまた別の機会に!

もちろん、当時のあいすくりんとは違いますが、素朴でシンプルに当時のあいすくりんに近いイメージで作られています。

種別はラクトアイスで、アイスクリームとくらべて乳固形分や乳脂肪分の割合もひくくさっぱりとしていてシャーベットに近い食感です。

木製スプーンを差し込むと、サクッとしていて、アイスクリン特有の感触。

牛乳と卵、そして砂糖。甘くて、とっても素朴。ひと言でいうとミルクセーキのような味ですね。

なんというか、甘くて優しい風味。舌でぎゅっと押しつぶしながら食べれば、もうシアワセ満点です。

サクサクするのが楽しくて、思わずやり過ぎちゃいました。

結構、甘めなので、甘いのが苦手な人はちょっと牛乳を混ぜて、ミルクセーキ風にしてもイケると思います。

種類別:ラクトアイス、内容量は、150ml。エネルギーは134kcalです。

■栄養成分(オハヨー乳業分析値)たんぱく質:3.4g、脂質:2.9g、炭水化物:23.5g、ナトリウム:69mg

その他の原材料について詳しくは、パッケージラベル(カップのフタ→1枚目の写真)を参照してください。

価格は103円です。お手頃でしょ?

アイスの値段ってよく考えるとメチャクチャ安いと思います。

日本ではじめて販売された頃って、当時大工の2日分の日当ぐらい、女工の月給の半分ほどの値段だったんです。

それだけ高価で、なかなか庶民の口にはとうてい入りませんでした。

もちろんその頃とは時代が違いますが、歴史を振り返ることで今こうして手軽に当たり前にどんな人でも食べられるようになったアイスクリームに感謝の気持ちを持ってありがたくいただけますよね。

昔なつかしのアイスクリン。歴史も一緒に味わってみてください!^^

レトロも、今の時代だと逆に新しいと思います。多くの人に、食べて欲しい。そしてまた増えてほしいですね!

品名 昔なつかしアイスクリン オハヨー乳業
購入店 サークルK
価格 103円(税込)
種類別 ラクトアイス
内容量 150ml
成分 写真参照
エネルギー 134kcal
好みランク(5) ★★★★★ ※5段階(最高5つ星)。あくまでも個人的な評価です。
ひとことコメント いやいや!やっぱり美味しいアイスクリン!復刻ありがとうございます(涙)
  1. 森永製菓 ビストロバニラ

    ビストロバニラ

  2. 赤城乳業 トッピンぎゅ~!

    トッピンぎゅ~!

  3. 小島屋乳業製菓 マックスコーヒーモナカ

    マックスコーヒーモナカ

  4. 赤城乳業 大人なガリガリ君 まる搾り白桃

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  5. 井村屋 宇治抹茶もち最中アイス

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