どうも!アイスマン福留です。
今回は、2025年11月10日より全国で新発売となった、ロッテの『雪見だいふくPREMIUM -濃熟-マンゴー』をご紹介します。
ロッテ『雪見だいふく PREMIUM ‐濃熟‐マンゴー』
雪見だいふくPREMIUMシリーズは、2024年2月に第1弾「とろけるミルク」でスタートした、贅沢でゆったりとした時間を提供するための高付加価値ラインです。第1弾では北海道産乳原料を使用した濃厚なミルクアイスクリームと練乳ソースの組み合わせで、深みのある乳の味わいを表現。続く第2弾「マスカットオブアレキサンドリア」(2024年11月11日発売)では、”ぶどうの女王”と称されるマスカットの果汁を使用し、特徴的な緑色の餅とアロエ葉肉を配合したフルーツ大福仕立てで話題を呼びました。そして第3弾「たっぷりタレのみたらし」(2025年2月17日発売)では、雪見だいふく史上初となる醤油を餅に練り込む革新的な製法で、濃厚な再仕込醤油とみたらしソースの甘じょっぱい味わいを実現しています。
今回の第4弾となるマンゴー味「‐濃熟‐マンゴー」は、これまで飲食店やロッテオンラインショップ限定だったフレーバーが、満を持して市販化されたもの。”マンゴーの王様”と称されるアルフォンソマンゴー果汁5%に加え、食感が楽しめるケント種マンゴーのダイス果肉5%を使用した、まさに贅沢な仕立てです。フルーツ大福の味わいをテーマに、ごろっ、とろっとした果肉入りソースが特徴的な一品となっています。価格は248円(税込)で、シリーズを通じて約9ヶ月間隔で2月と11月に交互に発売されるパターンが確立されています。
プレミアム感漂う漆黒のパッケージ
パッケージは、雪見だいふくPREMIUMシリーズらしい高級感のある黒を基調としたデザイン。中央には大きくカットされたマンゴーのビジュアルが配され、その鮮やかな黄金色が黒地に映えて目を引きます。「PREMIUM」のロゴは金色で高級感を演出。パッケージ右側には雪見だいふくの断面図が描かれ、橙色のお餅、白いミルクアイス、そして中央のマンゴーソースという三層構造が一目でわかる親切設計。
雪見だいふく
ロッテ「雪見だいふく」の発売は1981年。コンセプトは“食べた人の心を包み、小さな幸せで心を癒すだいふくアイス”。テレビCMでは、雪の降る寒い季節にコタツで雪見だいふくを食べるという企画を実施したことで“コタツでアイス”のイメージを世に浸透させ、冬アイスブームを牽引。2018年からは通年販売を開始し、季節毎のフレーバーを展開するほか企業とのコラボも積極的に実施しています。
3種類のパッケージデザイン
パッケージは3種類のデザインが用意されており、レアパッケージも存在するという遊び心。コレクター心をくすぐる仕掛けも嬉しいポイントですね。シリーズ共通の黒背景デザインが洗練された印象を与え、通常の雪見だいふくとは一線を画すプレミアム感を醸し出しています。
内容量は45ml×2個入り。第1弾の「とろけるミルク」が94ml(47ml×2個)、第2弾と第3弾が90ml(45ml×2個)という流れを見ると、今回もシリーズの標準的なボリューム感を維持しています。
雪見うさぎからの癒しのメッセージ
蓋を開けると、内側には雪見うさぎからの心温まるメッセージが。「いつも雪見だいふくを食べてくださり、ありがとうございます」という感謝の言葉とともに、「毎日すごすや、ご自身でも気づいていないところでココロがお疲れ気味な時があるかもしれません」と続く、心に寄り添うメッセージが添えられ、「濃厚で熟したマンゴーの味わいの雪見だいふくでゆったりしませんか」と締めくくられ、まさに「“食べた人の心を包み、小さな幸せで心を癒すだいふくアイス”」という雪見だいふくの商品コンセプトを体現しています。
艶やかな橙色のお餅
個包装を開けると、まず目に飛び込んでくるのが、まさにマンゴーそのものを思わせる鮮やかな橙色のお餅が2個。まるでみかんのようなビジュアルです。
表面は滑らかで、ふっくらとした丸みを帯びたフォルム。この橙色は、第2弾「マスカットオブアレキサンドリア」の緑色のお餅と同様に、フルーツ(マンゴー)そのものの色を餅で表現するというPREMIUMシリーズのこだわりが感じられます。
隣にはピンクの専用フォークが添えられていて、持ち手にはハートマークが刻印されています。このハートの数は1個から3個までランダムで、ちょっとしたおみくじ気分も味わえる仕掛け。
お餅の色は均一ではなく、濃淡があってマンゴーの熟れ具合を表現しているかのよう。
フォークを刺してみると、おもちのもちもち感が指先まで伝わってきます。橙色のお餅は、見た目からして濃厚そのもの。冷凍なのに驚くほどやわらかい。
半分にカットしてみると、内部の三層構造がよくわかります。外側の橙色のお餅、中間層の真っ白なミルクアイス、そして中心部には濃厚なマンゴーソースがとろり。
アルフォンソとケント種が奏でる、濃熟マンゴーの二重奏
ひと口食べると、まずはやわらかなお餅の食感。同時にマンゴーの濃厚な甘みと香りがふわっと口の中に広がります。”マンゴーの王様”アルフォンソマンゴーならではの芳醇な風味が、クリーミーなミルクアイスと絶妙に調和。中心のマンゴーソースは、とろりとした舌触りの中に、ケント種のダイス果肉が「ごろっ」と存在感を主張。果肉の食感が、単なるソースとは一線を画す「果実感」を生み出しています。マンゴー果汁・果肉を18%使用したこだわりの味は、まるで完熟マンゴーをそのまま頬張ったかのようなジューシーで濃密な味わい。甘みは濃厚ながらも後味は意外とすっきりしていて、アイスミルクのまろやかなコクが全体をやさしくまとめてくれます。
お餅のもちもち感とアイスのひんやりクリーミーな口どけ、そしてソースのとろり食感が三位一体となって、フルーツ大福を食べているかのような和洋折衷の贅沢体験。2種類のマンゴーを使い分けることで果汁由来の香り高さと果肉由来の食感の楽しさという、異なる個性を1つの商品に凝縮させる技術力には脱帽です。マンゴー好きならずとも、これは食べるべき逸品!
製造・販売は株式会社ロッテ。1981年に誕生した雪見だいふくは、お餅でアイスを包むという画期的なアイデアで日本のアイス界に革命をもたらしたロングセラー商品です。そのプレミアムラインとして2024年2月に始動したこのシリーズは、厳選素材と贅沢な仕立てで、大人のための特別な雪見だいふくとして進化を続けています。
通常の雪見だいふくが172円であるのに対し、PREMIUMシリーズは237円(今回のマンゴー味は248円)という価格設定。原材料費や包材、エネルギーコストの上昇がアイス業界全体に影響している昨今、このクオリティを考えれば十分納得のいく価格です。
第1弾の北海道産乳原料、第2弾のマスカットオブアレキサンドリア、第3弾の再仕込醤油と、毎回こだわりの素材を惜しみなく投入する姿勢は、さすがロッテならではの開発力といえます。

今回紹介した「雪見だいふくPREMIUM -濃熟-マンゴー」は、従来の雪見だいふくの枠を超えた、まさにプレミアムな一品。アルフォンソマンゴーとケント種という二種のマンゴーの個性を活かし、濃厚でありながら飽きのこない味わいに仕上げられています。
シリーズ第4弾として、ミルク、マスカット、みたらしと続いた流れの中で、トロピカルフルーツという新たな方向性を示した今回の商品。約9ヶ月間隔で2月と11月に発売されるこのシリーズは、季節の変わり目に「ゆったりとした時間」を提供してくれる現代人にとって貴重な存在です。11月10日発売ということで、これから迎える冬の季節にぴったりなフレーバー。見かけたらぜひ手に取ってみてください。そして次回の第5弾は2026年2月頃の発売が予想されます。どんな贅沢な味わいが登場するのか、今から楽しみです!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

























