ホームランバーの歴史

ホームランバー

ホームランバーは発売当時まだ高級品だったアイスクリームを誰もが手軽に食べられるアイスとして、国内初のバータイプのアイスとして登場しました。

その頃の名前は「アイスクリームバー」!そのまんまですね。(笑)

ホームランバーの誕生

1本10円という破格の安さが話題になり、またたく間に大ヒット商品となったそうです。デンマークからマシンは1日に20万本の「アイスクリームバー」を生産。それでも間に合わず、得意先の配送車が工場の外で列を作って待っていたという。1日に20万本ってすごいですよね・・・。

しかし、それほど人気があった「アイスクリームバー」も、しばらくするとライバル商品も増え人気は低迷したそうです。角張っていて子供が食べにくい。類似品がたくさん出てきたなどいくつかの理由が考えられました。そこで商品自体のコンセプトや営業方法等が見直され、「アイスクリームバー」をリニューアルし、誕生したのが「ホームランバー」です。ただ、発売当時の名前は「名糖アイスクリームバー ホームランシリーズ」。商標の関係で「ホームランバー」というネーミングが使えなかったそうです。

商品改革としてのアイデアのひとつとして「スティックにホームランの焼印を入れた、当たりくじ付きのアイスクリームバー」が採用されました。当たりくじ付きはアイスクリーム業界では初めてだったそうです。まぁ、子供は当たりくじが大好きですからね!今だと普通な感じもしますが、やっぱり“最初にやる”のは勇気も必要ですし、意外とそんなアイデアも「コロンブスのたまご」と一緒で見逃してしまいがち。

そんな訳で、「ホームランバー」は、「アイスクリームバー」の味や容量に手を加えず、今までにない斬新なコンセプトで勝負する注目の新商品となりました。

シンプルかつ斬新。この組み合わせで多くの人を魅了したホームランバー。今でもプレゼントキャンペーンなども行ってますね。人気の裏には僕らが気づかない「ゆるぎないコンセプト」がしっかりと根付いているんだと感じました。

ホームランバーの歴史

昭和30年、協同乳業がデンマークから大量生産できるアイスクリームバーマシンを輸入し、10円のアイスクリームバーを製造、そして販売することで国内にアイスクリームを大衆化させることに成功。巨人軍の長嶋茂雄選手を広告に起用し、名称もホームランバーに変え、1本当たり付きのくじの人気もあって、全国にたくさんのファンが増えたそうです。当時の長嶋さん・・・広告費高そうですね!

初期の売場は、街の駄菓子屋さん等。当時は現在のような電冷タイプのショーケースではなく、ドライアイスを利用した魔法瓶タイプで販売されたそうです。時代を感じますね!この頃にはホ-ムランシリ-ズもバニラだけではなく、チョコとバニラの2色タ イプも発売されました。

価格も発売当初の10円から30円、50円、60円へと変化します。製法と味のこだわりはそのまま。この頃、ファミリー向けのマルチパックも登場。この時代には、ファミリ-向けに300円のマルチタイプも 発売され、ますます強力なラインアップとなりました。また、球速が計れる「スピ-ドガン」があたるキャンペ-ンの実施とともに大好評を得たそうです。

現在では、ロングラン商品として長年にわたり築き上げた品質と信頼が「ホームランバー」というブランドとして成り立っています。ホームランバーは、末永くファンから愛されているロングセラー商品なんです!

 

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