今回ご紹介する赤城乳業「クッキーバニラ氷」は、ファミリーマート限定・数量限定の商品です。ココアクッキーと粒チョコを散りばめたバニラかき氷という組み合わせは、まさに進化系かき氷といえます。一見シンプルなフレーバーですが赤城乳業らしい技術力の高さと安定感のあるおいしさが楽しめます。

パッケージデザイン

パッケージのデザインは、鮮やかなブルー基調のチェック。同社が過去に発売していた後期の「ドルチェTime」を思い出すテイスト。

カップ型165mlサイズ。手軽さと満足感を両立した絶妙な容量設定

内容量は165ml、かき氷としては程よいサイズ感。プラスチック製容器の側面にもデザインが施されています。

商品の構造がイメージイラストで丁寧に記されていますね。

なめらかさとシャリ感の絶妙なバランス

ふたを開けると、真っ白なバニラ氷の表面に黒いココアクッキーの破片と粒チョコ。見た目はクッキー＆クリームのアイスといったところ。

かき氷部は、従来のかき氷のような粗い氷ではなく、細かな氷粒で構成されています。ココアクッキーは不規則な形状で混ざっていて、粒チョコも適度な大きさで、食べごたえがあります。

見た目はアイスっぽいですが、スプーンですくってみると、たしかに氷特有のシャリシャリ感があります。同時に、乳製品由来のなめらかさが感じられる独特な食感。バニラの風味は控えめながらも上品な甘さ。ココアクッキーは噛むとサクサクの食感でバニラ氷とのマリアージュは、まさにクッキー＆クリーム味。

さらに粒チョコがごろっと口の中で存在感を主張、良い仕事をしています。シンプルなフレーバーですが従来のかき氷にあるような、氷だけの単調さは一切なく、最後まで飽きることなく味わえる複雑な構成。思ったよりも食べごたえがあります。

販売者は埼玉県深谷市に本社を構える赤城乳業、製造は福島県福島市のトーニチ株式会社が担っています。赤城乳業といえば「ガリガリ君」で知られる氷菓のパイオニア企業。

トーニチと赤城乳業のタッグは、「ガリガリ君 ソーダ ミルクプレミアム」が印象的でした。他にもたくさんの商品を生み出しています。