どうも。アイスマン福留です。
万博開催年ということで、日本の魅力を伝えるべく抹茶フレーバーが各社から続々と発売されています。今回はセブン-イレブン限定の抹茶アイスをご紹介します。
森永製菓『匠茶最中』
抹茶、最中、あん――三位一体の調和を、ワンハンドで手軽に味わう。
セブン-イレブンより全国発売となった森永製菓「匠茶最中(たくみちゃもなか)」は、日本の伝統と現代の利便性が美しく交差する“和の未来”を感じさせる逸品です!
パッケージは“凛”
パッケージは濃い抹茶をイメージさせる黒と緑のグラデーション。所々に金をあしらい重厚感あふれるパッケージに仕上げています。
「匠茶最中」の大きな文字、その脇に京都宇治抹茶や北海道産小豆の表記があり、“素材への信頼”をビジュアルで語りかけてきます。断面のイメージからは、まるで品のある和菓子のような気品が漂い、ひとまわり小さなサイズからも「タダモノジャナイ感」が伝わってきます。
宇治抹茶使用――こだわりの最中皮
袋を開けると、現れるのは少しマットな質感の緑の最中皮。
形は角のとれた長方形。セブン-イレブンではおなじみの最中シリーズのミニ版といった感じ。
万博が映す“食の未来”
この商品が掲げるコンセプトは、大阪・関西万博のテーマのひとつ「食と暮らしの未来」。大量消費から“ちょうどいい”に向かう時代、あえての「食べきりサイズ」が心を打ちます。
内容量は75ml。セブンプレミアムではおなじみのアイス最中より一山少ない、二山仕立て。これは単なる縮小ではなく、「満足の余白を残す設計」。未来のアイスのひとつの理想形かもしれません。
断面は、層の芸術
そして、アイスを切ってみると――。
上層には、ツヤのある宇治抹茶あん。存在感のある北海道産小豆が点在しています。その下に、抹茶アイスが厚く構え、底にはホワイトチョコの薄いコーティングが。実はこれが“モナカのパリッと感”を守る盾であり、食感の陰の主役でもあります。モナカジャンボシリーズを手掛けている森永製菓の長年の製造技術と経験が活かされています。
京都府産宇治抹茶の一番茶を使用
口に含むと、まずはモナカのやさしいサクッ。次いで抹茶アイスのまろやかで深い甘みが、ゆっくりと舌に広がります。
この抹茶アイス、種類別はアイスクリームグレード。京都府産宇治抹茶(一番茶)に、琉球和三盆という高級砂糖を使用(抹茶アイス中の砂糖に占める琉球和三盆糖の割合59%)。そこに北海道産クリームを配合(抹茶アイス中の乳製品に占める北海道産クリームの割合44%)しているという贅沢仕様。宇治抹茶の風味は際立ち、甘すぎず、渋すぎず、すべてが「ちょうどいい」バランスです。
そして、こだわりの抹茶あん。こちらにも宇治抹茶が使われ、甘納豆のほろっとした粒感がアクセントに。ひと噛みごとに、素材の味が口の中で感じられ、抹茶味との相性も抜群です。
食感の妙:静と動の交錯
パリッと軽やかなモナカ、なめらかで濃厚な宇治抹茶アイスクリーム、そしてしっとりとした甘納豆。
三層それぞれの食感が、重なり合い、ほどけ、交わります。特にホワイトチョコのパリパリ感は、食感に“音”をもたらしており、食べる楽しさを与えてくれます。
パッケージの裏面には素材のこだわりが。
販売はセブン-イレブン、製造は佐賀県鳥栖市にある森永デザート株式会社。ここは「モナカジャンボ」「板チョコアイス」「サンデーカップ」など、数々の人気アイスを生み出してきた工場であり、森永製菓のアイス作りのノウハウが詰まっています。
価格は税込343円と少し贅沢ながら、素材と技術へのこだわりを考えると納得の値段。内容量は75mlと少なめですが、その分密度のある満足感。栄養成分は223kcalと、アイスにしては控えめなのも嬉しいポイント。
今回紹介した森永製菓「匠茶最中(たくみちゃもなか)」は、日本の伝統と革新、甘みと渋み、過去と未来が感じられるこだわりの最中アイスです。
気になる方はお近くのセブン-イレブンで探して、ぜひ一度味わってみてください!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!