こんばんは!アイスマン福留です。
今回ご紹介するのは、2025年11月24日より全国で期間限定発売された江崎グリコ『アイスの実 Wジェラート<苺・ミルク>』です。
江崎グリコ『アイスの実 Wジェラート 苺・ミルク』
1986年の発売から38年以上愛され続けるロングセラーブランド「アイスの実」。2024年9月、「ぶどうマスカット」で約11年ぶりとなるリニューアルを実施。「1袋複数味仕様が帰ってきた!」と大きな話題を呼びました。そして今回、冬の主役フルーツ「苺」と、アイスの実の箱時代の定番でありファンも多い「ミルク」味という待望の組み合わせが実現。ジェラート専門店で2種類を選ぶときのワクワク感をコンセプトにした「1袋2味」シリーズの第3弾として「ぶどうマスカット」、「白桃黄桃」に続き登場です。
アイスの実の変遷
華やかなパッケージデザイン
パッケージはフレーバーを意識した赤&白基調。真っ赤な苺果肉とミルクのイメージが踊り、とても華やかなデザイン。
上部中央には「アイスの実」のロゴ。今回から1袋2種類仕様に対して「Wジェラート」というシリーズ名が付きました。その下には「苺」「ミルク」のフレーバー表示も。
「苺果汁・果肉63%」という具体的な数値表記も素材へのこだわりを感じさせるポイントです。

アルミパウチ素材は2009年のリニューアルで採用されたもので紙箱時代と比べて鮮度保持と携帯性が大幅に向上。
「プチOPEN」と「ワイドOPEN」が選べる、進化した2WAY方式
アイスの実ならではの「2WAY OPEN」方式は健在。パッケージ上部の「プチOPEN」は点線に沿って少しだけ開けるスタイルで、手を汚さずに1粒ずつ取り出したいときに最適。一方「ワイドOPEN」はサイドを大きく開けて一度にたくさん取り出したいときに便利です。

内容量は84ml(7ml×12粒)。Wジェラートシリーズは苺6粒、ミルク6粒の計12粒構成。1粒あたりのカロリーは苺が8kcal、ミルクが10kcal。全12粒を食べても約108kcalと、罪悪感なく楽しめるのもアイスの実の魅力のひとつ。
ちなみに価格は249円(税込)。2024年の「ぶどうマスカット」(184円)今年発売された「白桃黄桃」(184円)と比較すると65円ほど高い設定になっているので、つまりWジェラートシリーズは新シリーズという括りになっていそうです。
おめでたい紅白カラー
袋を開けると、淡いピンク色の苺ジェラートと白色のミルクジェラートが混ざり合って出てきます。
ガラスの器に移してみると、その紅白のコントラストが実に美しい!お正月やお祝いの席にも似合いそうなおめでたい雰囲気。(笑)
特許製法の丸い形状
アイスの実の独自技術である球体形状はグリコの特許製法によるもの。表面には「グレーズ」と呼ばれる薄い氷の膜が施されており、これがマグロの鮮度保持技術からヒントを得て開発されました。この膜がアイスの風味をしっかり閉じ込め、「外シャリ、中とろ」という独特の食感を生み出します。あと、グレーズは指で持っても溶けにくく、べたつかないという役割も果たしているんですよね。

苺ジェラートを半分に割ってみると鮮やかなピンク色のジェラートの中に苺の種(つぶつぶ)がしっかりと入っているのが見えます。まさに「つぶつぶ食感の苺果肉を練り込んだ」という商品説明通りの仕様。
苺果汁・果肉の使用率は63%(とちあいか苺果汁30%、その他苺果汁30%、苺果肉3%)という贅沢な配合。外側のコーティング部分にも国産苺エキスが使用されているため、口に入れた瞬間苺の香りがふわっと広がります。
一方のミルクジェラートは断面もクリーミーな乳白色一色。こちらは「アイスミルク」規格(無脂乳固形分7.9%、乳脂肪分3.6%)で、北海道産生クリームを使用したリッチな仕様。外側のコーティング部分をやわらかな食感に仕上げることで、とろけるようなミルクの味わいを実現しています。

2層構造がはっきり見えるのもポイント。薄い外側の層(グレーズ)と濃厚な内側のジェラート部分のコントラストはアイスの実ならでは。
まずは苺ジェラートから。口にポイっと放り込むと、外側のシャリッとした食感に続いて苺の華やかな香りがふわっと広がります。
使用されている「とちあいか」は、栃木県農業試験場いちご研究所が7年かけて開発した次世代品種。糖度14〜15度と高い甘みを持ちながら酸味が控えめで苺本来の甘さがストレートに感じられるのが特徴。その品種特性を活かした味わいは、まさにジューシーそのもの!つぶつぶの果肉が舌に当たるたび本物の苺を食べているような満足感があります。
続いてミルクジェラート。こちらは外側のコーティングがより柔らかく、口に入れた瞬間からとろけ始めます。北海道産生クリームのコクが口いっぱいに広がり、まろやかでリッチな味わい。「ミルク味」は、おいしさはもちろん「箱の時代」を思い出させる懐かしさも。
そして1袋2味の真骨頂は苺とミルクを交互に食べること。甘酸っぱい苺の後にまろやかなミルク、ミルクのコクの後にさっぱりとした苺――。まるでいちごミルクをそのまま凍らせたような懐かしくも贅沢なハーモニーが楽しめます。
商品開発チームが「さまざまな品種の苺、苺を使ったデザートやジェラートを試食し、苺とミルクの組み合わせがお互いの素材の味わいを引き立てることに着目した」というだけあって、2つのフレーバーの相性は抜群!冷凍庫から出して7分後がアイスの実の「黄金タイム」とも言われていますが、少し溶け始めた頃合いで食べるとさらにクリーミーな食感が楽しめます。
販売者は言わずと知れた江崎グリコ株式会社。そして製造を担うのはグリコマニュファクチャリングジャパン株式会社の千葉工場です。
同社は2020年に設立され、国内のグリコ製造子会社を統合した生産拠点としてアイスの実をはじめとするヒット商品を生み出し続けています。
苺ジェラートの原材料は、いちご果汁・果肉、砂糖、水あめ、水溶性食物繊維、植物油脂、いちごエキス、ラズベリー果汁、ストロベリーシード、安定剤、乳化剤など。原料原産地は国内製造(いちご果汁)、チリ製造(いちご果汁)、中国産(いちご果肉)となっています。
ミルクジェラートは乳製品(国内製造、ドイツ製造)、砂糖、水あめ、バニラエキス、安定剤、乳化剤など。アレルギー物質は乳成分のみの表示。
今回紹介した「アイスの実 Wジェラート<苺・ミルク>」は、38年の歴史を持つロングセラーブランドの技術と、消費者の声に真摯に応える姿勢が結実した一品。
「寒い日に暖かい部屋でアイスの実を食べて、忙しい毎日の中でも気分転換する時間をつくってもらえたら嬉しい」という開発者のメッセージ通り、冬のリフレッシュタイムにぴったりの商品です。期間限定での発売商品なので、気になる方はお早めに!紅白の彩りはお正月にもぴったりです。
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!




















