こんばんは!アイスマン福留です。
明治ブルガリアシリーズから、期間限定の新作が登場。さっそくご紹介します!
明治『ブルガリア フローズンヨーグルトデザート 塩レモン』
今回レビューするのは、全国のコンビニで期間限定販売されている「明治ブルガリア フローズンヨーグルトデザート 塩レモン」。まずは、このアイスの背景にある明治ブルガリアヨーグルトの歴史から紐解いていきましょう。
70年大阪万博から始まった物語
「明治ブルガリアヨーグルト」誕生の物語は、1970年に開催された大阪万博の「ブルガリア館」から始まりました。同社のスタッフが現地で試食した本場のプレーンヨーグルトの味に感動し、この「本場の味」を日本に届けたいという想いが開発の契機となったのです。
持ち帰ったサンプルを基に研究を重ね、試作品を作りながら何度もヨーロッパを訪れる日々。翌1971年には、日本初のプレーンヨーグルトとして「明治プレーンヨーグルト」を市場に投入。さらに1972年にはブルガリアの国名使用許可を得て、1973年に商品名を「明治ブルガリアヨーグルト」へと改称。
あれから半世紀以上が経ち、今年2025年は再び大阪・関西万博が開催されています。1970年の万博で生まれた一つの出会いが、今や日本の食卓に欠かせない存在となった「明治ブルガリアヨーグルト」。万博という国際的な舞台で育まれた食文化が、今こうして気軽に楽しめるのは実に感慨深いものがあります。
そんな、明治ブルガリアヨーグルトをワンハンドのバータイプとして楽しめる「明治ブルガリア フローズンヨーグルトデザート」シリーズは、2022年3月に誕生しました。明治独自の開発による濃厚で専用のヨーグルトを使用し、濃厚かつ爽やかな味わいのアイスバーとして、これまでに「プレーン」「ブルーベリー」「ストロベリー」「アロエ」、果肉入りのちょっと贅沢な「果肉をまとったフローズンヨーグルトデザート 白桃」などのフレーバーを展開。今回の「塩レモン」は同シリーズの最新フレーバーとなります。
爽やかブルーとレモンイエローが織りなす夏のハーモニー
パッケージは、レモン素材を前面に押し出した爽やかなデザイン。「ほんのり塩がきいた爽やかレモン」というキャッチコピーが期待感を高めます。
パッケージから取り出すと、やさしい色合いのレモンイエローのコーティング。表面はつるりとなめらかで、光沢のある仕上がり。
内容量は85ml。これはコンビニアイスとしては標準的なサイズですがカロリーは、わずか102kcal!
ダイエット中の方でも罪悪感なく楽しめますね!
いよいよ実食です。外側のレモンコーティングは、爽やかなレモンの甘酸っぱさが特徴的。そこにほんのりと感じる塩味が加わることで単純な甘酸っぱさではない複雑で奥深い味わいになっています。
コーティングの内側には真っ白なヨーグルトアイスが。断面を見ると、きめ細かくふわふわとした質感が確認できます。
低温フリージング技術により氷の結晶を極限まで小さくすることで、なめらかさを実現しています。
LB81乳酸菌(ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株の組み合わせ)で発酵させたヨーグルトベースはコクがありながらもすっきりとした後味。
ヨーグルト特有の爽やかな酸味とコクが絶妙にバランスし、外側の塩レモンコーティングとの相性は抜群です。最後まで飽きることなく、むしろもう一本食べたくなるような後引く美味しさです!
価格は183円(税込)。製造を担当するのは明治関西アイスクリーム工場。「明治なるほどファクトリー関西」としても知られるこの工場は、2011年の明治乳業と明治製菓の統合後、初の大型工場として約92億円を投資して設立されました。年間生産量は5万klという圧倒的な規模を誇ります。
今回の新商品『明治ブルガリア フローズンヨーグルトデザート 塩レモン』は、50年以上の歴史を誇る明治ブルガリアヨーグルトのDNAを受け継ぎながら、現代の夏にぴったりなアイスへと進化を遂げた逸品。低カロリーでありながら満足感は十分、塩レモンの爽やかさとヨーグルトの濃厚さが織りなすハーモニーは、まさに夏のデザートの理想形!
期間限定の商品ですので、食べたい人はお見逃しなく!
アイスマン福留でした!Have a ICE day !!