2020/05/16

好きなこと・趣味を仕事にすると幸せか問題

趣味に対するプラオリティを高める

マニアやオタクには才能やセンスなどは必要ない。興味を持ったもの(趣味)に対してどれだけ情熱と時間を注げるかだ。必要な資質をひとつあげるとするなら周りを気にせずに没頭する力だと思う。あとは自分の人生において趣味に対するプライオリティを最優先し、時間のポートフォリオの大部分を趣味に割り当てるだけ。

ひとつの物事において真剣に取り組んでいるか、そうでないかは伝わるものだ。“その道の人”は同じ匂いの人がすぐにわかるし、逆にいうと「そうでない人」もわかってしまうものだ。昔に比べて現在のSNS社会は趣味を不特定多数の人に公開することも容易になり、またマネタイズの方法も増え、趣味に打ち込める環境が整いつつある。

趣味で報酬がもらえるようになると・・・

趣味に没頭した結果、その活動で報酬がもらえるようになると一般的に大切なこと・重要なこと(とされていること)を、そっちのけで趣味に打ち込みやすくなる。こうなると周りに「仕事だからね」と活動自体を正当化できる。しかし一般的に大切なこと、やるべきこと(とされている)ことを放棄すれば、当然「けしからん」と怒りだす人も現れる。それは仕方がないことだ。そもそも物事に対してのプライオリティは人それぞれ皆違うのだから。怒られても「ごめんなさいね。てへへ…。」と気にせずに続けることが重要だ。価値観の違う人と変に争ったところで平行線をたどるだけで時間の無駄になる。

小さな分野で金メダルを獲る

世の中の多くの人は「型」が好きなので、趣味を「職業」という「箱(型)」にはめることで、その趣味という名の異常な行動・活動を「それっぽく」見せることができる。そうなると徐々に世に認めて(許して)もらえるようになってくる。そう、冷静に見れば世界を相手に競っているアスリート選手なんかは皆とんでもない変態だ。アスリートと比べてしまうのは少し極端かもしれないが、たとえ小さくニッチな分野でも「金メダル」を獲ることができれば許してもらえるのだ。

好きなことを仕事にすると幸せか

「好きなこと、趣味を仕事にすると幸せか」という議論がそこらじゅうでなされている。「趣味が仕事になってしまうと楽しくなくなってしまう」という人もいるが、僕の考えは“どこまでいっても趣味は趣味”。一般的に報酬が貰えると仕事だと考える人が多いが、マニア・オタクにとって報酬は単なるオマケ的なものでしかない。 “報酬が+α として付いてくる趣味” という感覚が一番しっくりくる。つまり趣味に対する姿勢は報酬が発生しようがしまいが根本的には変わらない。自分のやりたいことに報酬が付いてくれば「一石二鳥」「棚からぼた餅」的な考え方でいい。報酬に縛られるイメージを持つ人もいると思うが、嫌なことはキッパリと断ればいい。面倒な依頼を断ることで活動の時間も自由度も増え、さらに好きなことに費やせる時間も増えていくものだ。

社会に適合しなくてもいい

マニア・オタクの活動のほとんどは、そもそも社会に適合しないものが多い。自分がやりたいことと社会が求めるものがが一致するほうが稀だと思う。他人と同じことや平均的であることが好まれる日本社会では何事も”過ぎる”と煙たがられてしまうのだ。自分自身の趣味が、そのまま活かされる職業に就ければいいが、きっとハマらない人のほうが多いだろう。

現に僕も数えきれないほど転職を繰り返したが、どこで働いても人並の成果を上げることができず迷惑をかけるばかりだった。十数年、自分の適職を模索し様々な職業を経験したが、うまくおさまる場所はなく、結局消去法で「起業」という道を選んだ。しかしそれすらも失敗し、今の(アイスの)活動に辿り着いた。そういう意味では時間の制限なく自分が満足いくまで徹底的に向き合えることを会社や職場に求めること自体が、そもそも虫のいい話なのだ。

必要なのは覚悟だけ

冒頭でマニア・オタクに才能やセンスは必要ないと書いたが、では何が必要なのか。それは専門分野に対して誰よりも時間を割き、そしてその対象とするものに“自分の人生を支配されること”を許した上で、世間の常識(といわれるもの)を無視して活動に向き合う「覚悟」だろう。どれだけ自分の時間(命)をそこに捧げられるか。きっと、いくつもの活動をこなせるマルチ機能を搭載した優秀な人にくらべて、マニア資質の人は不器用でひとつのことに集中して深堀りをする「シングルタスク型」のタイプが多いはずなので、色んな分野に手を出すことを諦めて一点集中で命を捧げることが自分の心地良い生き方に辿り着く唯一の近道だと思っている。

チャレンジしよう

自分の好きなことや趣味を受け入れてくれる職場、そんなところはきっとこの世にない。(あったとしても出会える確率はめちゃくちゃ少ない)今まで何をやっても長続きがしない、思い通りにいかない、自分には才能やセンスもないと思っている人は「覚悟」を決めて、ひとつの事に取り組むことで人生が変わるかもしれない。今の世の中は趣味と仕事の境目が無くなってきているので、好きなことをしながら、ちょっとした副収入を得ることは昔に比べて容易になった。

対象とするテーマを選ぶ

●●マニアとして選ぶテーマは自分がめちゃくちゃ好きなものである必要はない。重要なのはひとつのことを深堀りすることを楽しむこと。世の中で自分しか知り得ない情報に触れる興奮と喜びを知り、純粋に楽しむことだ。「ゲーム」「漫画」「昆虫」「お菓子の空箱」「ペットボトルのキャップ」・・・なんでもいい。“現在好きであるか”など、どうでもいい。ちょっと興味のあることに取り組んで、少しずつに好きになって興味の幅を広げて、そこから深めていけばいいと思う。

お見合い結婚でいい

趣味の熱は「恋愛結婚」である必要はなく「お見合い結婚」でいい。「熱中できることが見つからない!」と言っている人は白馬に乗った王子様を待っている人と変わらない。現段階でめちゃくちゃ好きなことでなくても、ちょっと興味を持って取り組み、寄り添っていくことで少しずつ興味を深めていけばいい。興味の持てるものが見つかり、熱狂したその先に、うまく結果が出せれば社会が自分用の「箱」を用意してくれる…かもしれない。

アイスマン福留




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